ライブレポート

ERIC CLAPTON
2003/11/24
さいたまスーパーアリーナ




初の外国人アーティストのライブです!とっても緊張しましたが、楽しみで楽しみでたまりませんでした・・・!
実は2年前にも行くチャンスがあって、チケットを持っていたのですが直前になって病気にかかってしまいまして(苦笑)、いけなくなってしまったのですね。なので今回は2年越しのリベンジです!!

さいたま新都心駅に着くと、たくさんの人だかり・・・!!
老若男女がそろっている感じがしましたが、どうも子供はいません。お子様はお留守番でしょうか・・・60歳ほどの夫婦や、中年のおじさま、若い人たち、圧倒的に多いと感じたのは、30代程度の男性でしょうか。たくさんのクラプトンファンが、ライブを心待ちにしていました。みんなとても幸せそう。私もとっても幸せです(^−^)

会場に入ると、Aゲート211入り口19列205番という席に着きました。何だかさっぱり分からない席番号です。アリーナ席・一階・二階という見方をするのならば、これは一階席の一番後ろから二番目くらい。真正面よりもやや下手側でした。ステージが遠く離れていますが、もちろんオペラグラスを持参です!これでばっちりでございます。

会場に鳴り響いている音楽はすこし控えめで、オトナの感じが漂っていました。
音楽が少し収まると、みんな待ってましたというばかりに拍手、口笛。ぴゅいいっていう音。
アルプスの少女ハイジで、ペーターがやっていたような口笛です。あれ、よく出来るなあ・・・といつも感心してしまいます。

開演は17:00からだったのですが、少し回ってから始まりました。
真っ暗になった会場、青っぽいライトがついて、上手から出てくる白いシャツの男性・・・あれこそエリック・クラプトンです!!うわーー感動!にっこりと手を振りながら、とてもラフなかんじの装いです。
真ん中までやってきて、「コンバンハ!」と挨拶してくれました。(^−^)日本語もとっても板についているかんじです。
勿論英語でも挨拶。「Good evening!」とても短い挨拶だけでしたが、
親しみのこもった声に、にっこりさせられてしまいました。もうエリックマジックにかかってしまったかのよう。何て素敵なお・じ・さ・ま!(笑)

ギターを掛けると、すぐに演奏に入ります。
ギターはツインで、もう一人いらっしゃいます。それからベースの方は黒人でとても体格が良い方でした。またドラムは白髪の男性で、やはり体格が良い様子。黒いスティックを使っていたように見えました。黒ってかっこいいです!それからキーボードの方。この人は少し若いのかな?横を向いて演奏していたので、よく見えなかったのですが、激しいロックから、心のこもった優しいピアノまで、美しく演奏していました。どの方の演奏もとても素敵です。
とりわけクラプトンは最高・・・ソロになると会場から自然と拍手の嵐が!
もう随分な年齢だと思うのですが、とても若々しくて驚きました。
赤い椅子が後ろにおいてあるのですが、これに腰掛けることは最後の一曲のみ。あとはずっと立ちっぱなしでした。

たいていの曲は、日本人の馴染みがあるものだったと思います。私はそんなに曲名と内容が一致していないダメ子さんなので、解説できなくて口惜しいのですが・・・
「I SHOT THE SHERIEE」などは色々なところで耳にする曲ですけれど、2曲目ほどで演奏してくれました。CDなどで耳にするよりも、音がとても重く力強く響いていたように感じました。重厚なサウンド、といいますか。

客席は、全員座ったまま静かに聴いています。演奏が終わった後に、惜しみない拍手の渦。前奏では、「待ってました!」と言いたそうな拍手、そして間奏でも拍手。さすがに演奏中なので、すこし控えめです。私もどこで拍手をしたら良いのか良く分からなくて、悩みました。(^^;)
叫ぶ人はごくわずかだったと思います。とても真剣に聞き入っている人が多かったです。
本当に、引き込まれてしまうような演奏と歌でした。

ライブ中は、静かな曲が続くことが多かったので、目を閉じると眠ってしまいそう・・・気持ちよく心に響くのです。眠る前にクラプトンを聞くと、気持ちよく眠れること間違い無しです。そのくらい、癒しの音楽だなあ、と感じました。
しかも、単なる癒しだけではなくて、男らしいロック魂もあり、元気な気持ちにさせてくれます。クラプトンが声を張り上げたり、叫んだりするところなんて、本当にグッときます・・・
かっこいい!

ライブを見る前は、渋くて素敵だな〜と思っていたのですが、いざ聞いてみると若くてかっこよくて素敵です。やっぱり、ロックをしている男性はいつまでも少年の心を持っているから、若くいられるのかもしれないです。そんな風に感じました。よく、アルフィーを見て思っていたことなのですが。(^−^)

一曲、一曲が終わるごとに「Thank you!」と言ってくれます・・・一瞬場内が真っ暗になるのですが、ほんの一瞬だけで、すぐに青い光がつきます。青い光の中で、クラプトンが後ろを向いて何か飲み物を飲んだり、メンバーの方がギターを持ち替えたりする姿が、見えます。その間はみんな静かに待っています。

そういえば「COCAIN」だったと思うのですが、客席がおもむろに立ち上がったので驚きました!もうライブ終盤にさしかかっていたのですが、ここで少しテンポが良い曲になったな、と思ったところ、みんなで歌の掛け合いをしたりしていました。
それまで静かだった客席が、急にロックライブ会場になったような気がして、不思議です。サビでみんな拳を突き上げて叫びます。それも男性が多いらしく、低くて野太い声が!かっこいいです〜〜これぞ、外タレのライブ会場です!!うーん、素敵。
次に行くことができたら、このときに私もぜひぜひ拳を突き上げなければ!!と思いました。


三菱モータースのCMでもおなじみの「いとしのレイラ」が流れると、もう最高でした。ほとんど全員が立ち上がり、元気良く手拍子を始めます。私も、この曲が一番好きなのです。だから、前奏が始まったとたんに嬉しくて両手を突き上げてしまいましたー!
男らしくて、力強くてかっこいい曲!!けれども途中でがらっと変調して、優しくてあたたかいフレーズになるの。そのところは、歌ではなくて曲が言葉を発してくれます。
この曲に限らず、クラプトンの曲は殆どがギターが歌っているように感じました・・・。歌すらも、ギターの補助をしているだけなのではないか、というくらい。何て多弁なギターなんだろう。
素敵です。

ギターと人間が一体になる・・・そんな感じがしました。
指の動き、演奏をしているという印象ではないです。もはや。
心の中から、ギターの音が飛び出しているような印象です。

アンコールが勿論かかりました。
暫くしてから出てきてくれたクラプトン、ゆったりとした調子で中央までやってきてくれます。
最後は椅子に座り、アコースティックギターをかけてゆっくりとした様子で演奏を始めてくれました。
そんな中で、一人ずつメンバー紹介をしてくれます。キーボード、ギター、ベース、ドラム。誰もメンバーチェンジすることなく、最後まで演奏してくれました。ギターとベースの方は、コーラスの方もしてらしたのですが、これがまた絶妙なハーモニーで!!かっこよかったです・・・!二人の声が合わさって、クラプトンの声と一緒になって、最高の音楽が出来上がっていました。鳥肌が立ちました。

最後に演奏してくれたのは「Over the Rainbow」。この曲には色々と複雑な事情があるみたいなのですが、とにかくクラプトンが、敬意を払ってこの曲を演奏しているように感じました。とても心を込めて・・・たくさんの愛情を感じました。何て素敵な曲を歌ってくれたのだろう。
会場全体も、この曲が始まるとどよめき、喜びの拍手が沸き起こりました。

最後はこの5人で、腕を組んで一列に並び、礼をしてくれました。何度も、しっかりゆっくりと、心を込めて頭をさげてくれる皆様に、感動してしまいました・・・・。
ベースの方が、ピックを投げているのが遠くからでも見えました。
手を振って、クラプトンが見えなくなるまで、客席から大きな拍手が送られていたことは、言うまでもありません。

会場を後にする人々も、押し合うことなく静かに退場していて、何て大人で立派なの!!と感動。みんなファンとしての誇りがあるのではないかな、なんて思ってしまいました。ごみも散らからず、駅も混み合うことなく・・・あれほどまでにたくさんいた客席が、うそみたい。色々な手段を使って会場まで来たのでしょうね。こんなにスッキリと帰れるコンサート、素晴らしいです。

終わってからも、心の中にはただただ満足感が広がっていました。「音楽で、癒される」ということは、こういうことなのだな〜〜と。元気になる、とかすっきりするとか、幸せになるとか、本当に言葉に表せないくらい色々な・・・色々な気持ちをライブから頂いてきましたが、こんなにも「癒された〜〜〜〜っ」と感じたのは、初めてです。
癒されると人間眠くなります(笑)そんなことが判明しました。

日本が大好き、と言ってくれたクラプトン。またぜひぜひ、日本に来ていただきたいです・・・!本当に感動しました。


終わり


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