★後記★
長々と駄文をお読みくださった方、ありがとうございました。
これは「情熱の風」が発売になって、プロモが出た半年後くらいに書いた小説です・・・また随分と
古いものを、と思われたかもしれませんが・・・プロモ集が出た記念に、相当書き直しを加えてみました。
と、いうのもですね・・・犯人を間違えていたからなのです(滝汗)
まだ見ていない方に申し訳ないので、あえて書きませんが、プロモを見て判断すると、どうしても
別の人が犯人だと思ってしまうわけなのですよ・・・・それで、「うむ、まとまった!つじつま合った!」とか
自己満足していたところ、後でファンクラブ会報で・・・「犯人は○○」とばっちり書かれてしまっていたのですね。
何と、メンバーの中でも犯人を間違えている人がいるくらい、何だか難解な犯人像でした。
そんなわけで、後半は全て書き直し・・・少し変なこじつけに見えるかもしれませんが、ご容赦下さいませ。
とにかくフィクションったらフィクションです!!とりわけ、タカさんのお父様の名誉のためにも(苦笑)
ご感想などいただけたら幸いです。
★プロモ解説★
↓「プロモ集を買う予定は無いが、プロモ内容を知りたい」という方向けです。ネタバレ防止のために、反転します。
(いやしかし、ほんっとーに良いプロモ集なのですよ><ぜひご覧になってくださいませ)
とある船の大広間で、歌と演奏を披露するラクリマ・クリスティーのメンバー。その前で、赤いドレスを着た外国人女性が踊っています。 メンバーは全員タキシードでばっちりと決め、ベースは・・・ええとまるでコントラバスみたいに立てて奏でるものを使っています。ドラムはいつものドラムセットです。 と、銃声がとどろき、外国人女性の胸を銃弾が貫きました。倒れる女性、抱き上げるTAKA。会場に落とされた、拳銃が一丁・・・・ TAKAは周囲を見渡します。四人のメンバーが立ちはだかり、いかにも「この中に・・・犯人はいる!」といったシチュエーションです。 場面代わり、タキシードを脱いでスーツに着替えたTAKAが、自室の椅子に座って考えているシーン、船内を歩くシーン、演奏シーン、メンバーがTAKAの後ろを取り囲むように座っているシーン、が同時に進められます。 船内を歩き出しすTAKA。そこへ、倒れた女性の幻のようなものが現れます。彼女はTAKAを見ながらも、手招きしながら歩き始めました。それに導かれるように歩き出すTAKA。 幻に導かれるようにして、最初に通りかかったのは、KOJIの部屋の前。扉が開いています。と、KOJIは部屋の鏡を見ながら、右手首を握り締めていました。その手はぷるぷると震えています・・・・ そこでテロップ「KILLERの“K”は誰の“K”?」 KILLERとは、KOJIが普段使っているギターのメーカーです。 さて、TAKAさんKOJIの部屋を後にして、今度はSHUSEの部屋を窓から覗きます。SHUSEはベッドの上に座り、例の殺された女性の写真をまっぷたつに破り、ライターで火をつけました。じっと座ったまま、写真が燃えるのを見るSHUSE。 そこでテロップ「彼は何故 彼女の写真を破いたのか?」 女性の幻は、SHUSEの前にたたずんでいます。 それから今度は椅子の並んだ通路のようなところへ向かうTAKA。その椅子のうちの一つに、LEVINが放心状態で座っています。その手には拳銃が・・・。LEVIN、TAKAを見上げたまま、ぽろりと拳銃を落とします。TAKAはその場から背を向けて立ち去ります。 そこでテロップ。「彼は何故 事件の銃を持っていたのか?」 女性の幻が、やはりLEVINのそばにいます。 最後に甲板に来たTAKA、海を見ながら立っているHIROに気づきます。 HIROの右目から、一筋の涙がこぼれました。 女性の幻が、指で鉄砲を作り、HIROに向かって撃つ仕草をします。 そこでテロップ「彼女は何故 彼を撃つ仕草をしたのか?」 TAKAが一人自室で考えています。そこで思い出すのは、銃声が鳴ったときに、犯人の手に指輪があったこと。はっとして、メンバーの手を見るTAKA。 KOJI、SHUSE、LEVIN・・・指輪をしていません。そしてHIRO。HIROはシルバーのリングを右人差し指にはめていました。 場面変わって、メンバー四人の前に背中を向けて立つTAKA。手を大きくふりかぶり・・・驚いて見上げるメンバーの中、TAKAの手に握られた銃は火を吹き、HIROの胸に銃弾が。のけぞって倒れるHIRO。 拳銃を降ろしたTAKAの右手人差し指には、HIROと同じ型のシルバーリングが光っていました・・・。 終了 これで終了です。犯人は・・・HIROだと思えませんか?(^^;)でも実際はTAKAだそうです。謎は残したままです・・・ので、今回個人的な解釈をしてみた、というわけなのです。 *余談* HIROさんの涙は本物だそうです。あまりの寒さに、自然に泣けて来たって・・・一番演技がうまいのは、実はHIROさんでした、というお話。倒れるシーンの撮影は、SHUSEが覗き見していたそうです(笑)おもしろかったって言ってましたー!!いや実際迫真の演技でございます。 |