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珍しく、雨が降りました。降ったりやんだりの天気。さすがの晴れ男西川貴教も、梅雨の空には勝てません。 フォーラムはグッズなどもあらかた皆様買った後だったみたいで、人だかりが少なめであります。というか、品切ればっかりだったような・・・さすがTMR。品切れ大臣。 席は2階の後ろの方だったので、ステージ全体が見渡せました。大宮もかなり広いのですが、国際フォーラムはさすがの広さで、あの巨大セットが小さく見えます。 定刻5分過ぎくらいで、ライブスタート!ターボコールが激しく吹き荒れたあとで、おじいさんと少年の声がします。 コツ・・・コツ・・・コツ・・・きいいい~と、誰かが歩いて扉を開ける音。 「おや、眠れないのかい?」と、おじいさん。 「うん、僕・・・とっても眠いんだけれど・・・」と、少年。 いつもと同じく、映像が流れておじいさんがお話を始めてくれます・・・ と、High Presserのイントロ! その日は3連休の最終日で、実はむっちゃくちゃ疲れていて体力が全く無かったのですが、この曲を聴いてしまうと、元気が出ないわけがありません!! それまで(ターボコールの前までね)椅子に倒れるように座っていた私ですが、やっぱり手を振り出すし、きゃ~~!!と叫んでしまいました。 TMRの曲には、そんな限界点も突破してくれるようなパワーが溢れています・・・!!ありがとう貴教・・・! 続いてHOT LIMIT。一枚ずつ衣装を脱いでいく貴教。ぽーんと投げると、スタッフが空中でキャッチしてくれます。なれたもんです。 High Presserにしてもそうですが、この振り付けの一体感は何とも言い表せないものがありますな。感動してしまう。どんなに久々にやっても、振り付けが出来てしまう・・・しかも会場ぴったり揃ってる・・・凄いなあ。 「Joker」を歌っているときだったかな、間奏のちょっとしたところで、「ようこそ、ライブレボリューションへ!」と短く。客席、大喜び★です!! 「INVOKE」や「WHITE BREATH」など、むちゃくちゃにテンションの上がる曲たちばかりをたたみかける前半戦、ものすっごく楽しかったです!! また、一転して「AQUALOVER」で聴かせるときも最高!その時は、上着を殆ど脱いでしまい、ベストと白いひらっひらのブラウスだけになっていたんじゃないかと思いますが、 「腰を噛んで」のところで、腰に手をあててぐるっとまわしている仕草が、う~ん貴教にしかできないわ★グッジョブ!ってかんじでした。幸せ! 前半最後は「vestige」、階段を一つ一つゆっくりと歩いていき、くるりと向き直ると、背中には大きな羽・・・!この映像の演出が、何よりも好きです。 大きくて白い翼が、ゆっくりとはためいて・・・最期は砂のように霧散してしまうの。綺麗で、はかない演出でした。 そこからステージが下がっていき、貴教の姿が見えなくなってしまいました。 片手を大きく上に上げて、静かに下がっていく貴教・・・指先が完全に見えなくなるまで、そのポーズを決して崩そうとしませんでした。プロ!ってかんじです。 そこで暫く楽器のみの演奏・・・それから映像が少しだけ流れて、数分後には貴教が再び現れました。 左上方に、赤いマントをはおって登場する貴教。私が前に見たライブだと、気づかなかったのかつけてなかったのか分かりませんが、頭になあんとティアラが!!! きらきらと光る王冠がかぶさっているではありませんか~~~!!きゃあめちゃくちゃツボです!! そのティアラも、男性がつけるような「王冠」とかそういうんじゃなくて、まるで妖精がつけるかのような(盲目)、華奢で可愛らしい、きらっきらのものなのですよ。そのままヴェールとかつけてくださっても一向に構わないのですがいかが?みたいな。(夢想中) うわああ~~超可愛かったです。 そういえば始まる前に、ファンの皆様で似たような王冠を被っている人たちが多くいらしたのですが、それはこのせいだったのですね。妙に納得してしまいました。 きらきら輝くティアラに目を奪われがちですが(オペラグラスで必死に見てしまった)、その間に「THUNDERBIRD」が歌われております。ゆっくりとした動きで、一段一段降りてくる貴教。ばさっとマントを払って方向転換する姿に、溜息物です。 曲が終わると真っ暗になってしまって、その間にマントとティアラは外してしまいました。残念・・・せめてティアラだけは、ずっとつけててくださって構わないのですがいかがか。 crosswiseを歌ったときに、ここへきてやっとメンバー達が前にせり出してきます。全員が前に出てきて、客席もひときわ歓声が高まります! 貴教が軽やかにみんなのところへやってきては、肩に手をおいてみたり、背中合わせにしてみたり、色々と大忙し★ほんとに絵になるなあ・・・うっとり。 「魔弾」が始まると、着ているものは殆ど脱いでしまいまして(笑)、最初のイントロで、くるっと後ろを向いて、あらわになった背中(ほんとに!!腰の下の方にしか布がありませんっ)を見せ、煽るような動きを。で、当然客席は大騒ぎです~~~!!きゃああっ。(興奮) それを嬉しそうに聞いてから、激しく歌ってくれました。 カメラマンも心得ていて、このへんはスクリーンにステージ上の映像を流してくれるのですが、貴教の背中をぐる~~っと嘗め回すように(笑)写してくれるのですよ。分かってらっしゃる。さすが! その度に嬌声が。 途中、貴教ステージ上のスピーカに座って、色っぽい動きをしてみたり、階段の上に走っていって、腰に手をあてて「あはんv」みたいな声を出してみたり、お色気満点でありましたv 今日来てよかった!と思った瞬間でもあります(笑)なんつって。 本編の最期は「Twinkle Million River」だったとおもいます。 映像に、貴教が今まさにうたっている姿も映るし、それプラスできらきらと光る演出が施されていて、まるで本物の貴教がまさしく光り輝いているように見えまして・・・綺麗すぎて感動してしまいました。なんって綺麗なんでしょう~~!! 嬉しかったです。ものすごいスモークの中、静かに美しく佇む姿が・・・素晴らしかったです。 メンバーが退場してくなか、最期に去っていく貴教。みんな名残惜しく見送ります。 勿論、ターボコールもかかるのが早いっ!! 広い広い会場なので、なかなか一つにまとまることができないのですが、でもかなり良い感じだったと思います。 しばらくしてから、赤いツアTを着た貴教が登場します。 で、暫く歓声を聞いて・・・聞いて・・・・聞いて・・・・・ 頭を振りながら、去って行こうとするんです。 こらこら~~!! 一層激しくなった大歓声の中、気を取り直して貴教が戻ってきてくれましたv 左右で煽らせて、そして真ん中を煽る、みたいに。 で、「みんな分かってる?そんなんでいいと思ってんの?」 と強気発言であります。一生懸命貴教の名前を叫びました。 「あのね~~・・・そんなんじゃ、IKUOさんが黙ってないからね!?」 今日は、IKUOさんDAYだったらしくてこれから盛大にIKUOさんがいじられまくりました(笑) 「こう見えて、おっかないんだよ、IKUOさん。おら~~!!て、ベースとかガーン!!だからね?」 両手でベースを持ち上げて振り落とす仕草をする貴教。その後ろで、SUNAOさんが同じような仕草をやっていて、何気に笑えました(笑)かわいいんだもん! 「こう見えて、このステージ全体を取り仕切っているのは、実はIKUOさんなんだから。みんな分かってるこのライブ終わったあとにさ、みんな並ばされるわけだよ。 それで、全員一回ずつびんただからね。パーン!!パーン!って。JUNJIなんかさ、なぐりやすいから左右二回だよ。」 黄色い頭を逆立てていたドラムの淳士が、うなずいています。 IKUOさんは、貴教が何か言うたびに、「違う、違う!」って手を左右に振っています(^-^) 「みんな、IKUOさんに気ぃつかってるわけ。オレなんか、毎朝家出る前に、IKUOさんが居る方面に向かって何回かお辞儀しているからね!」 ぺこぺこと頭を下げる貴教。 「そのIKUOさんが満足してもらえるように、みんな、分かってるよな!?アンコールしてほしいって呼んだからには、分かってるよな?」 と、両手であおる貴教。 客席は歓声をあげます。IKUO~~と叫んでいる人もたくさんいました。 と、貴教がまたダメだしをします。 「ダメじゃん、なんでやめんの?うわ~~~ってなってから、暫くしたら、『は~・・・』って止めちゃうでしょ。それじゃだめだよ、何やってんの?IKUOさんが締めなくてどうするの!? あ~あ、IKUOさんがご立腹だよ。今日はもう、なぐられるの決定。俺なんかボッコボコにされるからね。今、見えないところに痣がいっぱいあるんだから。」 IKUOさんが締めなくちゃいけなかったんだね・・・(苦笑) ということで、仕切りなおしてもう一回。 IKUOさん、突然締めの重役をおおせつかり、どうしようかと困っているご様子です。 そんな中で、手にした白いベースを思い切り振り上げて、それからすとんと落とし、綺麗に締まりました!! やった~~ という心が大きかったみたいで、客席から「FU~~~!!!」と高い声で歓声が上がります。 と、貴教それに食いつきました。 「ちょっと、何そのフォーって。」 フォーと来たか! 「せっかくIKUOさんが締めてくれたのに、フォーって・・・・これでさあ、終わったあとにまた集合だよ。はい、集合! 『ちょっと、何あのフォーって。』『はい、すいません。』『フォーって何よ』『はい、ほんとすいません』・・・分かってる?またなぐられるんだよ。 いいよ、俺はね、オレはいいんだよ。みんなの代わりにさ、いっくらでもなぐられるよ。でもね」 みたいな話を延々してる貴教(笑) 「じゃあ、行くよ。もう一回ね。今度も、IKUOさんが締めるんだからね。分かってるよね?」 で、最後にもう一回やりました。 綺麗に終了★ 「よーし、じゃあ綺麗に締まったところで、IKUOさんから一言もらおうか。」 困って慌てふためくIKUOさん。客席は大喜び。 「・・・オレだったら、最高に嫌な展開だよね・・・こうやって、一言っていうの。」 なんていいながら、嬉しそうにマイクを向ける貴教。このSっ子め!! IKUOさん、観念してマイクを握り締めます。 そして相当早口で、何を言っているのかよく聞き取れなかったのですが、 「あのね、オレ絶対そういう人間じゃないから!・・・天使のような心の持ち主だから。 みんな、最高だから!!」 というようなことを言っていました。(^-^)「みんな、最高」って言ってくれたときは、全員が大喜びしましたとも。ありがとうIKUOさん。 貴教はすぐさまマイクを奪い返し、 「よっく言うよ、自分の事を天使だなんて・・・」みたいに言い返してましたけれども、今度は客席が「え~~~っ」と非難の声。 で、貴教いじけだして(笑) 「・・・はい、そうですよ。どうせオレが悪いんですよ」 いじいじと中央で小さくなります。 「なぐってるのも、どうせオレですよ。スタッフとか、ガーンって。SUNAOさんとか、立てなくなるくらいなぐってるからね。いーんです、俺が悪者になればいいんでしょ?」 ずっといじけているので、また客席から「え~~~っ」の声。 どうして今回はそんなスネスネなのか(笑) この辺で何か言っていたのですが、ちょっと忘れてしまいました。 今度ドラマで演技をしているらしくて、その話とかをちょこっとしていました。役名で呼ばれたりして、いやがったりしてみせてました(笑) その時に、共演者の方がライブに来てくれたそうなのですが、 「どうして客席のみなさんを『お前ら』とかって呼ぶんですか?って聞かれた」とか言ってました。 貴教が「君たち」とか「あなたたち」とかって呼んでも、ねえ?(笑)何か答えていたのですが、聞き取れませんでした。貴教なりのこだわりがあってそう呼んでくれていることは分かったのですが。なんて言っていたんだろう・・・しょぼん。 「いやあ・・・俺もね、思うんですよ、『お前ら最高~~!』とかって言えちゃえばいいのにって。そういう性格していたらいいのにって。でもね、ここにいつも立たせてもらって・・・ライブさせてもらっているっていう気持ちがずっとあるんですけど、みんなもね、チケット手にした以上・・・自分で手にしたんでしょ?それならさっ、来てやってる、とかじゃなくて・・・ここでしかできない、ここでしか生まれない何かを掴んでいきたいなって思うんです。」 というようなお話をしていました。 貴教が客席いじめをしているのは、ちゃんと理由があって・・・最高の状態じゃないのに、最高だって言っておだてるやりかたがどうしても出来ないんでしょう・・・そんな話をしてくれました。 この辺は語弊を生じるといけないので、あんまり書かないのですが(私の文章力が無いので・・・あと記憶力が^^;)貴教の精一杯ステージにかける想いが、伝わってきました。 今日は関東でのラストライブなのですって。このツアーでの。それもあって、とても気合が入っている感じがしました。 「10年やってきて、いまだに、ここに立たせて貰ってるって気持ちが大きいんですよ。 よく、ステージに立つにあたって緊張とかしませんか?なんて聞かれるんですけど、いつも思ってますよ、俺は、ここに立つに値しているのか?って。 ・・・こうして言葉を発していると、これが俺の伝えたい言葉であるのか、いつも不安です。思っていることを言葉に出せているのか?それをみんながきちんと受け止めてくれているのか?分からないです。 ・・・言葉で言うよりも、やっぱり!俺は、一曲を届けたいと思います。聞いてください・・・」 と、アコースティックギターを持って歌ってくれました。 Boardingで、客席も大きく手拍子です。こんなに綺麗な手拍子を、なかなか聞けないと思います。嬉しくなってしまいました。 それから「HEART OF SWORD」もやってくれまして、この時はスクリーンに過去のプロモーションビデオが次々と流れました!新旧織り交ぜて、とにかく全部流れていたんじゃないでしょうか。DVDが出たことも大きいかもしれませんね~。凄かったです。その流し方が綺麗でした。 ステージ上にいる貴教や、ほかのメンバー達のすがたも流しつつ、それとかぶせるかたちで、プロモの映像を少しずつ・・・ そんな芸当が出来るんだ!ってびっくり。凄いなと思いました。 それで何だかいつも以上にテンションが上がった感じがしました。 そしてたたみかけるように「歌え~~!!」といわれて「CHASE/THE THRILL」! あちこち走り回りながら(その度に警備員が大移動、お客さんも大移動)、端っこに行っては歌っていました。むちゃくちゃに走り回るので、警備員さんが大変そうです・・・ そして2階席だと、端に行かれると見えないので、ちょっと寂しい(苦笑) むかって右側に行ってくれると、上に鏡があるので、姿だけは見えるのですが。 で、おもいっきり弾けた貴教、最後はなんと着ていたツアTを脱いで、客席に投げてしまいました! 珍しい~~~!! 久々に見た気がします、貴教のそんな姿。なにか、来るものがあったのでしょうか? 上半身裸になったまま、ステージに四つんばいになって頭を振る貴教・・・・終わると、顔を上げて何か叫んでから、去って行きました。 もちろん、勿論ダブルアンコールがかかります。 出てきてくれた貴教、今度はグレーのツアTを着ています(^-^) 「本当に、いつもこれしか出来ない、バカの一つ覚えみたいに、これしか出来ないんです・・・でもこれからも、届けていきたいと思っています、聞いてください・・・」 Light my Fire 感動しました。すうっと手を上げて、ふわりふわりと左右に揺れる、その会場の様子に、素直に感動しました。綺麗だなあ~~・・・って、ぼうっと見惚れてしまった。 ぱあん!と銀テープが舞って、きらきらしている様子が本当に素敵でした。この曲は、世界中に聞いてほしいっておもえる、そんな曲だと思いました。 そして最後に、なんともう一曲やってくれたんです。 「ありがとう、そんなお前らに、今日はもう一曲・・・もう一曲だけ届けたいと思います。」 予想外の出来事に、大興奮です!いいの!?みたいな。 最後にやってくれたのは、デビュー曲の「独裁」。 イントロが流れた瞬間に、客席が大興奮です。ありがとう、貴教~~~!!! ダブルアンコール、出てくるのが少し遅かったのですよ。多分、最後にもう一曲やることを相談していたんじゃないか、と専らのウワサであります。 ほんとに嬉しかった!!貴教が、今日のライブで客席に届けたいなって思ってくれたことが、とても嬉しかった! ありがとう貴教~~!! で、最後は全員でてを繋いで、礼!! 惜しみない拍手が包みました。しばらくメンバーがステージに残っていたのですが、手を振りながら去っていきます。 最後に残った貴教、マイクを腰に差していたのですが、それを外して 「また、絶対会おうぜ!!」 と叫んで、ステージを去っていきました。軽やかに、何かスピーカのような箱を飛び越えて、幕の中へ消えていきました・・・ うん、また会いましょう!!貴教、ありがとう。 終わり 戻る |