ファイナル一日前の日本武道館・・・とてもたくさんの人の群れに圧倒されながらも、会場に入りました。 南西スタンド1階c列35番ということで、真正面からすこし下手寄り、前から3列目という素敵な場所で見ることができました。真正面に近いので、音響も良くて良かったです。 下のアリーナを見下ろすと、たくさんの人たちがいました。席は全部取り払われていて、さながらライブハウス状態。とりわけ前方の、真ん中ブロックよりも、左右のブロックの方が人がひしめいている感じがしました。真ん中ブロックなら正面にみんなが向かいますが、左右ブロックだと、斜め前方に人が密集するため、ステージよりの端はものすごいことになっていました・・・。ライブハウスよりもある意味過酷だったのでは? 会場には、ステージ上方に大きな大きな白い十字架がかけられており、ライブハウスの時にあったキリストの絵は消えていました。(後で登場します) その十字架は、斜めに上の方にかけられていて・・・ステージを見下ろしているかのよう。とても威圧感があり、荘厳な雰囲気がありました。ライブ中も、ライトがあたるたびに十字架がくっきりと浮かび上がり・・・凄かったです。その度に赤い十字架になったり、青い十字架になったり。 アリーナのいちばん後ろには、大きな機材が3つくらい設置されていたのですが、これは一体なんだろう????と思ってました。カメラにしては大きすぎる(4倍くらいありました。)し、キャノン砲かバズーカか?ゴッドフリート照射準備完了か!!?とか適当なことを考えながらも・・・・ そういえばステージは360度客席になっていて、後ろの方まで人がたくさんいました。 あちこちにマイクが取り付けられているので、HYDEが色々なところで歌ってくれるんだなーと思って幸せな気持ちに(^−^)今回はギターを抱えている関係から、マイクを持ったまま移動とか、そういうのが出来ませんからね・・・。 途中大きな歓声があがったのですが、多分招待客に誰か居たのかな?分かりませんでしたが・・・1階席の真正面がかなりギリギリまでガラガラだったので、その辺に招待客がいらしたのかもしれません。 開演時刻19:00になると、みんなが手拍子を始めます。「ハーイド、ハーイド!」とコールをするのですが、これまた大人数のせいか、なかなかまとまりません。時間がかかりました・・・でもみんなの気持ちが段々と一つになって、大きな声になる瞬間は、いつ聞いても感動します。素敵でした。 10分以上は周っていたと思うのですが、おもむろに場内が暗くなり、「第九」の演奏が鳴り響きます・・・!! この「第九」にしようと決めたのは、一体誰なんだろう・・・ととても気になりました。とっても良い演出だと思ったものですから!!雰囲気にぴったりで、感激! その第九が演奏されている間、例のバズーカ砲(笑)から、壁に向かって一斉に十字架の明かりが灯されました・・・!!あの機械は、ライトで壁に絵を描く機材だったのですね。それがまた物凄く見事で・・・ステージ側辺り一面に、無数の十字架が浮かび上がって、天空へと昇っていく・・・そんな幻想的な情景が、見事に映し出されていて、鳥肌が立ちました!!感激!!! メンバーが登場し、最後にHYDEが現れると大きな大きな歓声が・・・ 仙台の時と少し衣装が変わっていて、黒いTシャツ(またはタンクトップでしょうか)の上に、茶系のベストのようなものを羽織っていました。下は黒っぽいパンツ(裾に大きな柄があるような気が。)に、ごつい靴をはいていました。武道館、よく見えるとは言え、オペラグラスを使っても衣装の詳細までは分かりません・・・さすがに。 黒髪は相変わらずのさらさらで、何だか嬉しいな。 暫く後ろを向いて・・・・それから向き直って、「SWEET VANILLA」を披露してくれます!! この曲で始まると、やっぱり一気に弾けられて楽しいです!!わーい! 非常に広い場所でやる、初めてのライブなものですから、全員が手を振ったりとかそういうことは無かったので・・・どのタイミングで手を振ったら良いのかなあ・・とかぼんやりしてしまった時もありましたが、とにかくアリーナ席の盛り上がりが!凄かったです。それに引っ張られて、こちらも充分乗ることができました(^−^)そのくらい盛り上がったアリーナでした。 「WORDS OF LOVE」が始まると、みんなで「SIX SIX SIX!!」と叫ぶことが出来てよかったです!一回目は言い忘れてしまいましたが(苦笑)他は大丈夫でしたー。HYDEも言ってましたものね、「失敗しても恥ずかしがるな!恐れるな!」って。だから良いのです。 最初のMCが始まると、会場がいっせいにHYDEの名前を呼びます。 「ぶどーーーかん!久しぶりーー!!」と叫んでくれるHYDE。 「こうやってステージを囲んで客席があると・・何だかあれですね、前からも後ろからも犯されてるみたいな気持ちになりますね。」 としょっぱなからちょっとお色気トーク(笑) 「やさしくしてね。」 とか言ってたと思います。きゃ〜〜〜可愛いっ!!(笑) 「日本全国回ってきましたが・・・本当に、こういうツアーをやるのが夢だったので、嬉しいです。」 といったような内容を話してくれました。 「どの場所でも、すごく思い通りのライブが出来て・・・それも一重に、メンバーのおかげだったり・・・スタッフのおかげだったり・・・みんなのおかげです。ありがとう!」 と、感動してしまうことを言ってくれました。 その度に拍手がおこり、ライトが淡くメンバーをうつしたり客席をうつしたり、してくれました。そんなところにもスタッフの温かみを感じて、とても嬉しかったです。思い通りのライブが出来たこと、いちばん努力して頑張ってきたのはHYDEのはずなのに、こんな風に言ってくれる姿勢がとてもとても嬉しくて、勿体無くて・・・感動しました。 「行くぜ武道館ー!!」 と気合一発、ライブ再スタートです。 「HORIZON」が始まると、客席がまさしく一つになったような気がしました。 アルバム曲が続いてから、シングル曲が始まると・・・やっぱりなんと言うか、全員が完全に知っている曲なわけで、それだけみんなの想いも一つになる気がします。アルバム曲だシングル曲だと分けるのは、アーティストにとっては余計なことだとは思いますけれども。 「Prayer」が始まると、会場が殆ど真っ暗になりました。 ステージだけがぼんやりと明るくなり・・・そして、ステージ後方にうっすらと、キリスト磔刑図がうかびあがります。仙台のライブハウスで見たあの絵です。 どのようにして浮かびあがらせているのかは、分かりません・・・凄い技術です!感動!!後ろの方に客席があるのだから、布をめぐらせるわけにもいかないとおもいますし、どうしたんだろう・・・思わずスターウォーズの 「助けて、オビワン・ケノービー」 を思い出してしまいました。(笑)光で絵を浮かび上がらせるあの技です。どうかしら。 さらに、今度はライトが会場の四方から放射され、なんと武道館の全ての壁にライトで文字が浮かび上がりました・・・!!びっくりしました。何と書いてあるのか分からないのですが、所どころに「HYDE」「666」の文字が浮かんでいて、また少しキリスト教的な文字が見えたので、そんなような内容なのだろうなーと思っているのですが・・・その文字たちが、一つの狂いもなく四方全部、ゆっくりゆっくり上へと上がっていきます。1,2階席の全員の顔に、その文字が映し出されているのですね。本当に不思議な光景でした。 あんな凝ったことを誰が考えたんだろう・・・凄いなあ。 ライトが自分に向かって光っているように見えて、ステージ上ではHYDEはこんなかんじで歌っているのかなあ、とか考えてしまいました。ライトの波に圧倒されてしまいました・・・ 本当に今回はライトによる演出が素敵でした! 七色のライトがステージを照らして、まるで虹のようになったり・・・またステージ後方の(北側席)席の、通路だけに青いライトをつけて、非常に幻想的な演出をしたり・・・まるで天国へ昇っていく無数の道のように見えました。凄いです。 そしてバズーカ砲(笑)、たくさんの雲を浮かび上がらせたり、どくろを出したり、星空にしたり、素晴らしかったです。 いつもライブ中はなぜかライトをよく見てしまう私ですが、今回は本当にやられました!!ご苦労様です、ライト!! 「SHINING OVER YOU」がその雲を出していた曲だったかなあ・・・?忘れてしまったのですが、とても感動的な曲で・・・微動だにできずに見つめてしまいました。 最後の「さよなら」は実に胸に染み渡る・・・HYDEらしいフレーズだと感じました。CDで聞くよりも、より心に染み渡るフレーズです。・・・感動!武道館の天井まで、声が立ち上って消えていくような、そんな不思議さがあります。 「HELLO」「HIDEAWAY」と続く流れは圧巻で、全員のテンションがいちばん急激に盛り上がったときだと思います!!アリーナ前方では、ダイブをする客がいて大変なことになっていました(笑) HELLOの元気いっぱいな楽しさもあり、またHYDEが端まで来て歌ってくれたこともあり、客席が大いに沸いた一曲です。近くに来てくれると、やっぱり嬉しい!夢中になって手を振ってしまいました−! それに、ROENTGENから「EVERGREEN」や「THE CAPE OF STORMS」を演奏してくれた時はまた嬉しかったです!! ロック調で・・・今回のEVERGREENは全編英語歌詞の方だった気がするのですが・・それがまたロックコンサート風だと感じてよかったです! 外国の曲のカバーとかも、しみじみロックだなーと。 そう、きっとスリーピースなのもその雰囲気に拍車をかけているんだなーと思いました。これをラルクの延長で見てはいけないなと。もっと乾いた、ロックの風を感じるステージでした。ラルクとは全然別物で、hydeとHYDEっていう二人の人間がいるんだなーと感じてしまいました。 途中、ベースの方がマイクを通して話してくれました。 「俺個人のことで申し訳ないのだが・・・武道館のステージに立つのは本当に久しぶりで・・・数えてみたら、12年ぶりでした!!これはもう、12年分の俺の全てをぶつけるしかないな、と思ってるんで、みんなよろしく頼むぜー!!」 これでまた一気に盛り上がりました!(^0^) HYDEのMCももう一回あって、確かこのときにツアーでの思い出話をしてくれたと思います。 「全国回って、いろいろな罰ゲームをしました・・・とっても楽しかったです。」 会場からは、次々と「どんなー?」という声がかかります。 HYDE、少し待ってから 「北海道では・・・罰ゲームでおねえ言葉しか使わない、とか・・・」 そんなことを言うものだから、みんなが聞きたがってしまって仕方がありません。 「使ってー!」というような声がたくさんあがりました。 HYDE、少々待ってから 「・・・・使わないわよっ。」 と低く短く可愛らしく(笑)、おねえ言葉を披露してくれました!!(もしかしたら「言わないわよ」とかだったかもしれません。朧気。)めっちゃめちゃ感激!!こういうの大好きなのです〜〜〜きゅううううう!!可愛い!!どすが利いているしっ。 たまりませんなあ〜〜〜(代官風) 「それが抜けなくなったメンバーもいたりして」 とそんなエピソードも話してくれました。 今回のMCはちょっと短めでしたが、とってもとってもおもしろかったです!いや〜〜可愛いっ! そして凄かったのが、「OASIS」。 場内が真っ暗になり、一体何が起きたのか・・・と思っていると、会場に無数の炎が起こりました。 仙台のときはライブハウスだったので、数本でしたが、さすがは武道館、20本以上はあったのではないでしょうか?たくさんの棒から炎が起こります。相当ステージから離れているのに、その熱さが伝わってくるかのような・・・・ そして、HYDEが左右のミニステージに移って熱唱してくれました。 そうそう、始まる前はドラム・ベース・ギターでの演奏を長く長く・・・行ってくれていて、不思議な空間を作り出してくれていました。そしていつのまにか、私もその世界に入り込んでしまっているような・・・そんな不思議な感覚に。 特にドラムが、スティックを変えたりしながら色々な演奏を見せてくれて、感激です。 武道館は、ドラムの音の響きが非常に良かったと思います!さあすが!! 長い長い前奏が終わり・・・HYDEが歌いだすと、そこは一面の砂漠に見えました。照りつける太陽が、そのたちのぼる炎に見えて。 あんな風に楽曲の世界を「見せて」くれる演奏、素晴らしいと思います。 シンプルなステージのはずなのに、色々なシーンを見ることができました。 続いて「MIDNIGHT CELEBRATION」!! 最も弾けた楽曲でした!OASISの時の炎が段々と消え、残り4つになってから曲が始まります。HYDEとベースの方が、始まりと同時に左右のステージに移動、したかと思ったらステージ上に無数の花火が散りました!その数がまた半端じゃなくて、中に取り残されているドラムの方が、大丈夫なのか心配してしまうほど! 炎もぼんぼんと爆発するかのように燃え上がって・・・!演奏も過激でした! さらに、アリーナ席のそこかしこから、白い煙がいっせいに噴出しました・!! ああびっくりした。それからそれから、ステージ上にある十字架から、下に向かっても!花火が噴出し、大変なことになってしまいました。ダイバーさんもまた続出します。ライトがちかちかとして、興奮が最高潮に!凄かったです〜〜〜!! この曲が終わってしまうと、メンバーが去り、場内が暗くなってしまいます。 暗い場内に、天井へどくろマークがライトで浮かび上がりました。このどくろは、ツアーグッズなどで使われているマークなのですが、4つ武道館の場内を見下ろしている姿がとてもよかったです。 暫くは余韻で、みなさん呆然としてしまう感じなのですが・・・段々と手拍子が始まり、「ハイドコール」が起こります。 これもなかなかそろうことができなくて、ゆっくりゆっくりと・・・段々と立ち上がっていく感じです。 ステージの上にスタッフが出てきて、ばらばらだった手拍子を一つにまとめてくれました。 いつか慣れていけば、この手拍子が自然にまとまるのでしょうね(^−^) 暫くしてから、HYDEが登場!! 「ぶどーかん、まだまだやれるかー!!??」 と叫びます。 「もっと高く!誰よりも高く!!誰よりも高く!誰よりも高く、飛べーーーっ!!」 と叫んで気合一閃、「MASQUERADE」を演奏してくれました! 「GOD BRESS ME!!」を全員で叫びます。さらに「BLESS!!」と続くのですが、ここもみんなの呼吸がぴったり合って、最高に楽しかったです(^0^) それから「FRUITS OF CHAOS」だったかな・・・ 激しい曲と、静かで荘厳な曲の、二つを併せ持つHYDE・・・凄いなあ・・・と改めて感服せずにはいられません。 ラルクの「I’m so happy」も披露してくれました。これが始まると、場内に軽いどよめきが広がります・・・やはり素敵な曲です・・・そして、これを演奏して歌ってくれるHYDEの心意気に、感謝の気持ちが広がります。本当に、嬉しい・・・ありがとう、HYDE。 そして最後の曲は、勿論「UNEXPECTED」・・・ 「みんなの声を、聞かせてくれますか・・・?一緒に歌おうぜ」 と言ってくれて、全員で合唱しました。 「UNEXPECTED・・・promises woven・・・・」とずっとずっと続いていきます。途中、HYDEがゆっくりとマイクから離れて、みんなの歌をじっと聞いてくれました。それから最後のフレーズは一緒に歌って。 「Thank you!」と小さく言ってから、次のフレーズに進みました。 本当に感動します・・・この武道館、1万2000人入ったそうなのですが、その全員が歌ったということが、嬉しくてたまりません。 HYDEの歌とも叫びともつかない声が、武道館を響かせました。HYDEが声を伸ばして歌うところ、いつもいつも不思議な感覚に囚われます。一体どこから声を出しているんだろうって。お腹からとか、喉からとか、そういう次元じゃなくて・・・魂から、という表現すらも何か違うような。天から降ってくるような声を、よく出すなあと思うのです。聞いているだけで、神々しいような。 魂から、ふんわりと湧き出してくるような声。もしくは叫び。そんなような気がします。 HYDEの声を聞いていると、まるでその場所が武道館でも何でも無い、ただの天空にいるような・・・あまりにも不思議な感覚が、するのです。 と、上方にあって静かにステージを見下ろしていた十字架が、ゆっくりゆっくりと下がってきました。 歌い続けるHYDEの横に、そっとそっと下りてきて・・・次第にしっかりと床から立ち上がった状態になります。十字架が真ん中にあり、その斜め後ろにドラムが、それをはさんでベースとギターが。こんな不思議な状況に。 ラスト、静かな曲が段々と激しくなり、三人での演奏も激しさを増していきます・・・ついにはしゃがみこんでギターを弾くHYDE。ギター魂を見せ付けられた気がしました。 ギターのストラップが下がってしまって、普通だったら上からギターを外すのに、足からギターを脱ぐHYDE。(笑)絡まってしまったストラップを「えいっ」と外していてちょっと可愛かったです。(笑) ステージ上を、ぐるぐるっと周ってから、マイクに近寄ってよくわからない言葉を発し(笑:シャウトかな?)、そして去っていきました。いつまでも鳴り響くHYDEコールにも、無情に場内ライトが点き、ライブは終了しました。 外へ行くと、たくさんの花束が置かれており、勿論Gacktの名前もありました!わーい!GLAYの名前もありました。 たくさんの音楽のシャワーを受けて、本当に楽しかったです。大満足のライブでした。 またHYDEの元気な声を聞きたいなーと、幸せな気持ちになって帰途につきました。 終わり 戻る |