今日はGacktのお誕生日。何かが起こるような、楽しさでワクワクしていました・・・ 新横浜駅に到着すると、物凄い熱気を感じます。元々気温も最高に高くて、暑い一日でした・・・ この日は渋谷のBunkamuraで行われていた、「オードリー・ヘプバーン展」を見てきたのですが、おかげさまで朝から晩まで一日中「綺麗な人」を見ていた、といった印象です。心が洗われる気持ちです(^−^)ちなみに偶然ロイヤルバレエ団の皆様が会場入りするのを見てしまいました・・・あまりにも綺麗な人々の行進に、あんぐり。みんな笑顔で手を振ってくれて、最前列で一生懸命手を振ってしまいました。(笑) さて、会場に近づくと、女の子たちが白い紙の花を配っています。Gacktの誕生日なので、何かプレゼントをしたい、ということで・・・花をみんなで手につけようっていうことみたいです。エゴイスト・プラチナム(Gackt臭)の香りがしました。会場に着くとむせかえるようにこの臭いがするのですが(笑)その臭いです。 凄い量の花をつくったんだろうなあ・・・と、その行為に敬意を感じました。 開場が大変遅れている模様で、お友達の情報によると40分ほど押してしまったみたいです。黒山の人だかり。どうしたもんか、としばし歓談。そうこうしているうちに開演時刻になってしまっていたのですが、まだまだ人は溢れかえっています。 会場前におわす「水槽にはいっているGackt」マネキンも見て、「うむ、元気そうでなにより。」と一言掛け、それからGacktクレジットカードのポスターやらなにやらに、本人直筆のサインとか文章があるのを見て、「うむ、Gackt頑張って仕事しておるのう。」と感心し、それから中に入りました。 入ってすぐに大量の花が届いています。その中に、ひときわ輝くhydeからの花束!嬉しいな〜〜(^−^)思わず写真をパチリ! 物販に並んでなにやらお買い物をしてから、会場にゆっくり入ります。開場が遅れたこともあって、なかなか始まる気配がありません。 センター席14列目という素晴らしい番号で、今までに無いくらい横浜アリーナのステージが近いです!!大感激しつつ座り、しばし歓談。 ステージには円くスクリーンが張ってあります。天井からめいっぱい!この巨大さはさすがです・・・!!緑色のライトがついていて、何とも幻想的でありました。 40分くらいまわったところでしょうか、おもむろに「ボレロ」が始まります。もうすぐライブスタートになるな〜〜とぼんやり待っていると、ゆっくりゆっくり会場が暗くなっていきました・・・・ 大歓声の中、スクリーンには映像が流されます。 身を切るような強い風の音、シャラーンという研ぎ澄まされた鈴のような不思議な音。そして、黄色い砂地に老人の杖・・・・3人の少年たちが踊るように走ります。そのうちの一人が、ふと老人に近寄り、手を掛けました。老人と少年は、一緒に歩き、やがて白い白い十字架の墓の前へたちました。 「・・・久しぶりだな・・・」 老人の声は、重く響きます。とても懐かしむような・・・素敵な声でした。 「あのころの俺たちは・・・」輝いていたな、だったかな・・・そのようなセリフです。 ジッポでタバコに火をつける老人。手にした写真は、Gacktと他のメンバー4人が楽しそうに写っていました。 十字架がやがてパーンし、そこに4本立っていることが分かります。そして、老人の目の前にある十字架には・・「Gackt 1973〜2007」 一体、これは・・・と思っていると十字架の裏が写り、そこには「The SIX DAY &SEVEN NIGHTS」の文字が。文字は光を発し、やがてスクリーンは暗転、そこにツアータイトルのみが映し出されました。 と、幻想的な映像が流れ・・・思考回路をフル回転させていると、突然津軽三味線の音が鳴り響きます!! スクリーンの中心が割れ、ステージ上が開かれていきました・・・そして、真ん中にいるのはGackt!!着物を着て、三味線を弾いています。真っ直ぐなまなざしで、一心に弾いていました。 両脇にはメンバーのYOUと茶々丸。そして後ろにも二人のメンバーが、和太鼓やベースを弾いていました。なんて多彩なメンバーたち!!真剣な表情で弾いている前を、やはり着物を着たダンサーたちが登場、お面をかぶったまま踊りだします。それも超和風のダンスで、あっと驚く内容でした・・・。よくある、能のような・・・色々とりまぜました、でも基本は「和」です。というような素敵なダンスでした。 一旦終わると、暗転し今度は三味線を外したGacktがステージ真ん中に立っています。 そして始まった曲は「OASIS」!!いつもより重厚感を増したこの曲が、今なお残る和の空気の中、演奏され、歌われました。全員が平安朝のような重々しい白い着物を着、全員が踊る姿は圧巻!! 特に真ん中のGacktは、踊りながら歌っているというのに、声が全くぶれておらず本当に素敵でした・・・。しかもあの着物は、近くで見れば見るほど重そうです(><) 続いて「Secret Gaeden」 一瞬暗転したかと思うと、和太鼓などが撤収されていて、着物を着ていたはずのGacktがさあっと脱がされたのか、真っ黒な衣装に変わっていました。肩には白いマスクを乗せています。銀色の髪の毛が付いたマスク、とっても不思議な印象・・・ベースが凄いデザインでした!むちゃくちゃ重厚なの。大きなコントラバスみたいなベースで、これをとっても力強く弾いていました・・・シルバーのボディなのかな?鈍く光っていて、とても綺麗でした。 それから、「Lu:na」!! すっかりおなじみになった、マスクを被ったダンサーたちが登場します。何人いたのかな・・・10人はいました。先ほどまで、和服を着て踊っていた人々です。今回は色々なお面があって、おもしろかったなあ・・おひげが付いている人とか。それから、女性ダンサーが二人いたのですが、とても女性っぽさを出していて・・・今までと違う感じでした。どの曲だったのか忘れてしまったのですが、Gacktと相当絡んでいて、Gacktさんおさわり放題(語弊アリ)おやおやまあまあ、の巻でありました・・・。 この曲になるまで、本当にぼー・・・・っと見惚れてしまっていて、「はっ、そういえば振り付けのある曲だったわ!」と暫くしてから気づきました。 「ちぎれた薔薇を胸に抱いて♪」って、手を挙げるの。すっかり忘れそうでした。そのくらいに見事な舞台だったものですから・・・。 間奏では、マスクを被ったGacktが、あちこちに登場しては消え、最後ダンサーの群れのど真ん中から飛び出してきました!!かっこいい!!(><)3番目に現れた「Gackt」が、一生懸命マスクを手で押さえていた・・・(笑)まあ、そんな姿もお愛想でございます。 「鶺鴒」が始まった瞬間は、とても嬉しくて・・・静かに静かに始まったこの曲が、それまでの「動」を一気に「静」へと転変させてしまいました。ステージの真ん中で、たった一人になったGacktが、高らかに謳い上げる鶺鴒・・・暗い中、わずかなスポットライトがGacktを照らし続けます。 そしてクライマックス、真っ白な雪が・・・降り積もり・・・・降り・・・・ち、ちょっとだけ降りすぎた、かな?(^^;)Gacktの真っ黒な衣装が、真っ白になってしまいました・・・。頭も。ファイナルなだけに、ちょっとフンパツしちゃったかなーと。(笑) そして音も無く黒いグランドピアノが登場、Gacktがゆっくりとピアノの前に座りました。 「LAST SONG」の前奏を、静かに静かに弾きはじめます・・・今までのGacktライブに無いくらい、ピアノの時は本当に静かで静かで・・・だれもいない部屋で弾くGackt、のような不思議な空間でした。 ちょうど下手側の席だったので、下手を背にピアノを弾くGacktの、指が良く見えました。大きな手だなあ・・・と、ぼんやり思ってみていました。 力強く演奏する指、優しくキーを押す指、すべるように動く指が本当に綺麗で・・・手が抑えるからピアノが鳴くのか、ピアノが鳴るから手が滑るのか、分からないくらいの錯覚でした・・・!! 消え入りそうなピアノの音を出しながら、まるでそのままピアノに倒れこんでしまうかのようにうずくまっていくGackt・・・そして最後の一音を出し、そっと立ち上がり、ピアノから遠ざかります。 その流れるような動きのひとつひとつが、とても自然でした。 ピアノがゆっくりとステージの底へ沈んでいくと、メンバー4人が静かに登場してきます。 ステージ中央の階段を少し上ったあたりに、スタッフの人が不思議なベースを置いていきました。細長いベースで・・・ボディが無い感じで。でも長さはあって、身長の3分の2くらいあるのかな。不思議な楽器だなあ・・と思っていると、メンバーがその前に立ち、演奏を始めました。 Gacktはみんなの真ん中に座り、時折水を飲みながら歌っています。その水も、ぱっと見お酒みたいな・・・昔の映画で、頑固オヤジがしょっちゅう飲んでいるような、ウイスキーの瓶みたいな感じに見えました。(笑)何度も、煽るようにして飲むので、まさしく気分はのんだくれ。ドラマーのRYUさんがマラカス振ってました。掌サイズだったと思うのですが、にこにこしながら。 座りながら2曲ほど披露してくれましたが、2曲目は、ドラマーのRYUが何もしてなくて(笑)、曲の途中でタバコを吸い始めました。白い煙をふわ〜〜っとふかして、静かなスポットライトに、煙がゆらゆらと揺れて、何だか都会の路地のような・・・ちょっと汚れた倉庫の裏のような、そんな風情をかもしだしていました。 「Mizerable」のイントロが始まると、まるで絶叫のような・・・みんなの歓喜の声が響きました。うわー、嬉しい!大宮で聞いた時は、あまりの嬉しさに私も歓声を上げてしまいましたが、そんな気持ちだった人が、他にもたくさんいたんだ・・と思うと、嬉しくてたまりません(^−^) 今回は、演奏してくれるのが分かっていたので、冷静に曲を迎えることができました。その分、みんなの喜びが溢れているのをものすごく感じることができて、嬉しかった!! 前半が終わると、場内真っ暗になり再び冒頭のスクリーンが登場します。 メンバーたちの声が聞こえ、映像がながれ始めました。内容のほとんどは、大宮でのものと同じでした・・・がっ、一部大幅に変わったものがありました!それは・・・Gacktの女装!!(笑) 大宮同様、走って階段を駆け下りるスタッフとメンバー、Gackt(脱ぎかけ)・・・控え室にはいって、頭を整えるメンバー、ひげを剃るメンバー、ヅラを被るメンバー・・・(YOUさんがどアップではげヅラを被ったりするのですが、とっても可愛かったです!) カツ丼が来たり、通販の棒が届いたりというどたばたがあって・・・さあ、ステージに行こうぜ!というかんじになったところで・・・ 「あれ?Gacktさんは?」 と声がかかります。 するとおもむろに、廊下の角からピンクのナース服を着たGacktが登場!!超ミニスカで、ちゃんとストッキング(色が薄めです)を履いていて、うすピンクのワンピース的衣装・・・しかも胸に相当詰め物をしていて、巨乳になってました(笑)とはいえ、顔や髪型はあのGacktのままです。無駄に女装メイクもしていないし、髪形もいつものGackt。そして可愛らしいナース帽を被っています。凄いインパクトでしたー!! 「はーい(ちょっと鼻にかかったような・・・女性らしい?声でした)、○○号室のYOUさーん、検便でーーーす。」 しっかりとカルテを持って、うきうきと言ってます。会場が物凄いどよめきでした(笑) 「はーい、○○号室のチャチャ丸さーーん、検尿でーーす。」 ぶっきらぼうな中にも色気を出した声で(笑) Gacktの女装は、マリス時代に花魁姿を披露されているので、それ以来拝見しましたが・・・ナース服だと、花魁よりも肩幅などが強調されて、より男性らしいですね(笑)Gacktの大好きな漫画「BANANA FISH」で、主役のアッシュがナース服を着て女装するシーンがあるのですが、まさしくそんな風貌にそっくりでした。ひょっとして、それを狙っていたのかな?つんつるてんのナース服、髪の毛はそのまま・・・そして巨乳!っていうところが(笑)よーーく似ていました。 それにしても、Gacktは女装すると・・・誰かを襲いそうな雰囲気があります(笑) そんなびっくり映像がありつつ、次のシーンは大宮のときと同じ、猫ちゃんとのコントみたいなやりとりでした。オレンジ色の猫が、廊下でぐーぐー寝ています。 「おい!!」 と起こすGackt。いやがる猫ちゃん。Gackt顔面パンチで起こします。 「まあ、まあ。」と手を振る猫。「まあ、まあ・・・じゃないから!」と容赦ない突っ込みのGackt。 ぽりぽりと頭を掻く猫。「ぽりぽり、じゃないから!」と突っ込むGackt。 そんなやり取りがあり、猫を置いて「もう行くよ!」と去っていくGackt・・・これでもう、後半のお楽しみが約束されたようなものですね!!猫ちゃんと一緒に踊れる時間を夢見ながら、Gacktのライブ後半戦に突入です!! 外国人の声が大きく響き、メンバー紹介をしてくれます。名前を呼ばれて登場してくるメンバーたち・・・最初はRYUさんかな?通販の棒を持って揺らして登場。 それから、YOUさんは何とあのハゲヅラを手にして登場、ステージから客席にヅラを投げていました!あれはかなりレアですねっ。 最後に登場したGackt、素肌にスーツといういでたち。首にシルバーアクセサリーをつけていました。 それから始まったのがパパラパだったと思います。 ダンサーたちが登場、マスクをつけているのですが・・・ここでラスト、全員が二人ずつの激しいダンスを見せてくれるのですが、その際に全員マスクを外していき、ステージ上に投げ捨てるの!!かっこよかったです。ずっとつけていたマスクが外れて、素顔を見せてくれました。みんな美男美女で・・・(^^)さすが! Gacktが真ん中に立ち、最初は女性ダンサー二人、マスクを取ってGacktの前にしゃがみ・・・そして男性二人がマスクを外してかっこよくダンスを決めてGacktの隣に立ち・・・・という感じで、どんどん踊ってはポーズを決める感じ。すっごくかっこよかったです!!最後は全員でキメポーズ★ おお〜〜〜!! 今回のツアーパンフレットに、ダンサーの略歴が載っているのですが、みなさん素晴らしい経歴の持ち主で・・・凄いなあ・・・と思いました。そして、そのなかで一人踊っているGacktが全然見劣りしないばかりか、素晴らしく上手で光り輝いていることに、改めて驚きと尊敬を感じました。 そして始まったのは「Mirror」!!景気良く弾けました!!(><) 多分この曲だったと思うのですが・・・なんと、Gacktったらステージを降りてしまいました!最初、上手の方にどんどん行ってしまうなあ・・・と思ったら、突然ぽろんっと。 一階席の人たちが、怒涛のようにGacktのいる方面に押し寄せて行くのが、遠目にも分かりました!何だか危険なのでは?とドキドキしてしまいましたが、すぐにスタッフがGacktの方へ走っていく姿が見えます。センター席からはGacktの頭しか見えない状況に。スポットライトがあたるので、今何処にGacktが居るのか、だけ分かります。 「本気でかかってこい!!」「やる気あんのか!!」 と叫ぶGackt。客席は半狂乱?で、もー何が何だか。 しかしそのまま盛り上がりつつ、Gackt悠々と移動してきます。ステージには上らずに、センター席の最前の前をとことこ・・・歩いている模様です。顔がちらちらと見えました。さすがにGackt、背が高いので、どこにいるのか分かりました。スタッフが大勢取り囲んでいます・・・ ひょっとして、と一瞬思ったところで、Gacktそのまま下手にも来てくれてしまいました!! あんまりびっくりしたのですが、周囲の人が全員Gacktの方面に走って行くので、私も思わず移動。私の席は、下手の一番端から5列目程度で、その端のほうをGacktが歩いているというわけで・・・史上最短距離でGacktを見てしまいました・・・!ものっすごい綺麗で、びっくりです。 肌が白くてきらきら輝いているのが、とっても印象的でした。素肌にスーツなので、上着の間からのぞく素肌が、人ではないかのように綺麗ですべすべしてそうで・・・驚きです。さすがたか○友梨CMに出るだけのことはあります。 いや〜〜綺麗!人間の肌ではないかのようでした。 白い肌の上で、鈍く光るシルバーアクセが、いやにリアルで・・・とても似合っていました。Gacktには、ゴールドよりもプラチナなんだなあ〜〜というかんじ。そんなのばかり見てしまった。顔を見るのが、あまりに眩しかったので・・・でもちらりと見れた顔は、本当にすっきりと綺麗で整っていて、こんなお顔もあるもんだな〜〜と、造型の奇跡に感動せずにいられません。 そんな感動の渦の中ですが、前のほうだったのが良かったのか悪かったのか(苦笑:低いフェンスから2列目くらいに居ました)ものっすごい勢いで押されまくり、痛いの痛くないのって(涙)さらにサンダルだったので、踏まれて痛かったです・・・ストッキングが2箇所破れました(涙)そのくらい凄かったのですよ〜〜!!恐らく、皆様も普通のサンダルとかで、先が尖っていたりハイヒールだったりと・・・ライブハウスでは、ありえないほどの凶器と化していたのではないでしょうか(^^;)ライブハウスよりも押されて、踏まれて、痛かったです!! それに換え得るほどの貴重で素敵な体験でしたけれども・・・!(^−^) そんな大興奮の渦の中、Gacktがまたゆっくりと引き返して、ステージに上りました。何事も無くてよかったです。Gacktが無事でよかった(笑) が、ステージに戻ったGackt、まだ興奮は冷めていないようすで・・・・何度か叫ぶと、持っていたギターを演奏後、突然ふりかぶって地面に叩きつけてしまいました!!ついでに、Gacktについていたマイクも外れてしまったらしく、黒いコードが身体にまきついています。スタッフが飛んできて、Gacktの身体にまとわりついてしまったコードを直そうとしていました。 しかし興奮冷めやらぬGackt・・・どうした!!(焦) ギターをたたきつけた台も気になるところですが、とりあえず舞台は暗転します。 Gackt−−!!と名前を呼ぶ声が響きますが、暫くの間誰も出てきません。暗転したままで・・・機材が壊れてしまったのでは、とハラハラしちゃいまいたー。 でもご安心あれ、曲が終わって暫くして、両手に水のペットボトルを持ってGacktが登場します。何個持っていたかな・・・3,4個くらいだったとおもうのですが・・・ペットボトルとはいっても、てっぺんにストローがささっているタイプのものです。なので、口でくわえてストローを引き抜き、ペットボトルを思い切りつぶすと・・・水が噴水みたいに吹き出ます!! それを何度もやっていました。横浜アリーナ、冷房設備はばっちりのはずなのに、何故か異様に暑かったのです・・・始まる前から暑かったので、熱気云々ではないと思うのですが・・・はて。さらに熱気が加わり、非常に非常に暑かったので、Gacktが噴射する水、浴びたかった!!(><) そんな感じで、みんな大喜びでした★ Gackt、次々と水を客席へ投げ込みます。1,2階席の人にもあげたいと考えていて(優しい!!)「そっちに投げるぞー」というかのように、指差してから、「せーの!!」と思い切り振りかぶって投げます!!・・・・1,2階席にも、勿論届いていました!そんなときは会場全体で拍手が鳴り響きます!! とっても強肩なGacktさん、センター席へ投げる時は、悠に私の頭を通り越して、後ろの方へすっとんでいっていましたよ。水しぶきが、ほんのすこし当たりました。ちょっとだけ嬉しい(^−^)しかしGacktライブはおしゃれな方がとても多いので、大丈夫かなあ?といらぬ心配。 更にGacktさん、水をすべて投げ終えると、両手いっぱいのフリスビーを持ってきました! まるでわんちゃんと戯れるかのように、次々にフリスビーを投げるGackt・・・・これがまた遠くまで飛ぶのですよ・・・!!飛びまくり。とっても後ろの方まで行った時は、大歓声と拍手が起こりました。 「流石はGacktさんです!」とでも言いたいかのように。(笑) 全部投げ終わると、自分用のペットボトルを持ってステージ真ん中に立ちます。 多分ここらあたりで、「おかえりー!!」「ただいまー!!」をやったかと思われます。(忘れてしまった) 「下手!」 突然叫ぶので、一体何かと思うと、下手方面の客席から大歓声。 「上手!!」 上手方面大歓声です。 「後ろ!!」 後ろ方面大歓声。改めて振り返ると、横浜アリーナって本当に広い。 「・・・えー、ここ横浜アリーナはねえ・・・」 ちょ、ちょっと待ってくださいGacktさん、どこか一箇所忘れてらっしゃいますよ! 私のいる辺り、一度もコールされてません(涙)どうも昨日のライブでもそんなことをしていたらしくて、後ろの席の人が「またやってるー」と笑っていました。 そこでGackt、もう一度 「下手!!」「上手!!」「後ろ!!」 いえーーーい、と叫ぶ面々。 「・・・えー、ここ横浜アリーナはねえ・・・」 またかよ!!(笑) またもブーイングの嵐になり、さらに手拍子が沸き起こりました。仕方なく、というかんじで笑いながらGacktさん、やっと呼んでくれました。 「下手!上手!後ろ!!アリーナああああ!!」 いや、ここはセンター席です。なあんて。そんな遊びもありつつ。 「暑いねえ・・・本当にここは・・・・」 そんなことをGacktが言うと、途端に会場から「脱げ」コールがかかっちゃいます。なんてこったい。 Gacktさん、スーツ上着の裾をちょこっとつまんで持ち上げて、ぴょこんと足を後ろにつま先たてて、「おしゃまにお辞儀ポーズ★」をしてくれます。小首傾げています。なんだか・・・可愛いっていうかおかしいっていうか(笑)とても妙で、とても素敵でした(^−^)このポーズ、要所要所で何度か披露してくれました(笑)そのたびに爆笑と拍手が。 さらに「もう一回!!」コールがかかります。これって、一週間前のラルクライブで、kenちゃんに脱げコールがかかりもう一回コールがかかったのと、被りますね。(笑) Gackt、「もう一回」と言われて今度は下のほうのチャックを下ろそうとするではありませんか!!悲鳴のような歓声があがります。 「・・・・今日、中継してるんですけど!!」 勿論チャックをさげることはせずに(ラクリマのTAKAさんは下げたぞ!!:笑)笑いながら本気で怒鳴ります。 「困るでしょ、テレビつけてみたら・・・俺にモザイクかかってた、なんてことになったら!!」 いや、それもまた一興。なんてね。 それから話が変わって・・・ 「みんな、CM見た?」 見たーー!!と大声が。Gackt、苦笑します。 「・・・何のCMか言ってないじゃん。」 そんなこといっても、時事的に・・・たかの友梨ビューティークリニックでまたもや裸体美女とツーショットしてしまったCMしか、ありませんよね。 「あの・・・綺麗な女の人とね・・・・こう・・・何もしてないよ!!」 両手で、腰を抱き上げるような仕草をしてみせます。何もしてないって、割と本気で言ってます。 それでも、客席はおもしろがって半信半疑の様子。 「・・・ちょっとだけ、モミ★モミって。」 両手で、エッチな感じでジェスチャーしようとしたのですが、手に持っていたペットボトルを取り落としてしまいました!!Gacktってば相当ボケをかましてくれています。動揺しているのかな?(笑) 「してないから!!」 いや、動揺してるし。(なーんて突っ込みを入れたりして) 客席から、「スケベー」と声がかかります。 「スケベって言うな!!・・・・ああそうさ、スケベさ。そうだとも、すけべで何が悪い!!(遂に開き直った!)エッチだとも!!モミモミもするさ!!」 反り返って、偉そうに言い出しました。(笑) 「・・・・こういうこと言うとね、あちらの事務所の人に怒られるんで・・・このくらいにしておかないと・・・・。」 こそこそ、っていうかんじで言うGacktがとってもお茶目で!!笑ってしまいました。 「その、綺麗なお姉さん・・・黒谷友香さん(だったかな?)が来てくれています。みんなで、『おねーさーん!』と呼んでみましょう!」 「おねーーーさーーーん!!!」 そんなことを言うので、大歓声が起こります。スポットライトが、ロイヤルボックスを照らし出すと、ちょうど真ん中あたりの席から一人の女性が立ち上がり、丁寧にお辞儀をしてくれていました。さすがはモデルさんですね、すらりとしていて背が高くて、綺麗でした。両手を振って、お辞儀して・・・とても丁寧で優しい印象でした。 「仕事で関わった人が、こうしてライブに来てくれるって・・・嬉しいことですね。 あと他にも来ています。ジャンヌダルクの・・・・yasu!」 ロイヤルボックスの一番手前のボックスで、yasuと思われる人物が立ち上がりました。手を振ってくれています。大歓声が起こりました!! 「それから、ラルク・アン・シエルのhyde!!」 一番大きな大歓声が!!うわーーーうれしいうれしい!!hydeが来ていただなんてっ(><)ほんの一週間前にライブで見たhydeですが、こんなふうにロイヤルボックスにいて、紹介されているのを見るのは初めてで・・・嬉しかったです。 確かこの辺のタイミングで、Gacktが 「今度は、『おにーさーん!』と呼んでみよう!」 と言ったと思います。全員でわくわくのドキドキ(笑)な「おにーさーん!!」 hyde、yasuの隣の席に座っていたもようです。ものっすごく深く座っていたみたいで、うずもれてしまっていて全然気が付きませんでした。黒い髪、黒い衣装で、私の席から見るともーなんか「黒い人がいるなー」という感じでした(^^;)勿体無い〜〜いやしかし、嬉しかったです。 hyde、立ち上がると両手で手を振ってくれて、さらに投げキッスを二回もしてくれました!!うわーー!!このときは、客席に向かってしてくれたのかなーと思っていたのですが、あとで考えると実はGacktにむかってしていたのではないか、とか悶々と考えてしまいました(笑)ど、どうでもいいですか?(苦笑) 「hydeがライブの前にね・・・楽屋に来てくれて。今日は俺の誕生日だから、ってプレゼントをくれたの。(おおおおーーーと、大歓声。嬉しいな^^)それで俺は『ああ・・・hydeは俺のことを愛してくれているんだな・・・・』って思ってね、本当に嬉しくて。それで、今日のライブ、MCでhydeを紹介するよ、って言ったのね。そしたら『いや、いい。・・・本当、やめて!頼むから。』って・・・普通に断られました。」 大爆笑でした(^0^)hydeのまねしてさらっと言うGacktがまた可愛らしい感じがするのですよ・・・!断るhydeの姿も目に浮かぶようで。 「だからここで、絶対紹介してやる!!って決めたの。 もうね、これから名のある有名人が僕のライブに来てくれたときは・・・全員絶対MCで言ってやる!!」 hyde、ありがとう・・・こんな風に紹介してもらえると、「あのアーティストと一緒に、Gacktのライブ空間を体験してしまったv」という喜びが生まれますものっ。hydeのおかげですねっ。 ちなみにyasuとhydeは二人して、ふかぶかと椅子に座ったまま鑑賞していたので、私の席からは本当に二人とも「茶色いひと」と「黒いひと」でした・・・(笑)ただ、お二人と同じライブを(ほかならぬGacktの!!)体験できたことが、この上ない喜びでもあります(^−^) この辺のタイミングだったと思うのですが、客席から「おめでとう」の声がたくさん響きました。男性も女性も・・・おめでとうーの声に2回くらいは「ありがとう」と答えていたGackt。 が、三回目くらいで 「ありがとうっつってんだろ!」 とキレます(笑)おかしい!! 確かにGacktのライブは客席しゃべりすぎっていう話ですね(笑)キレるといっても、笑いながらですので、ご安心を。 そして、男性ファンの声を聞こうとするGacktです。 「・・・今日はオオカミたちの・・・」と言ったところで、客席から 「わおーん!」・・・・・Gackt、苦笑。 「おまえらは・・いつも言っていることだけれど、どうしてそうまとまりがないんだ!!」 あちこちから叫び声がするのですね。女性とちがって、まとまって同じ言葉を発しないで、ばらばらに叫んでいるもようです。「愛してるー!」とか。(笑) そして二回くらい言いよどんでから、 「オオカミたちの遠吠えを聞かせてくれ!」 わおーん!凄い大音声。 狼たちの、といわれて本当に遠吠えをするファンの男性たちって(笑)凄いおかしかったです。 そして次に・・・、 「舞台上でいっちゃうくらいの・・・・子羊たちの声を聞かせてくれ!めええええ〜〜〜!!」 客席も「めえ〜〜!!」 変な集団。(笑) 本当にこんな叫び声をさせるのか・・・いやしかしすっごく楽しかったです!!思い切り叫んでしまいましたー。 「そんなんじゃ、まだまだいけないな・・」 Gacktさんを満足させるには、もうちょっとだったかな?なあんてね。 「・・・今日は僕の誕生日なのね・・・それで何か起こるんじゃないかと、朝から心配で・・・いつもは楽屋に人が集まって、打ち合わせとかしているのに、今日・・・楽屋に誰もいない。」 というような話をし始めたとたん、会場内にとどろく「バースデーソング」!! メンバー4人が、大きな大きな・・・真っ白なバースデーケーキを、がらがらと運んできました。客席も大喜びでそれを迎えながら、歌います。 Gackt、嬉しそうに笑いながら、ろうそくの火を吹き消しました。それから、メンバー一人一人と握手して、抱き合いました。その一連の動きが本当に丁寧で・・・感動です。 「今日はこれだけで、本当に良かった。去年みたいなのをやられたらね・・・困るもんね。」 去年は参加してなかったので分かりませんが・・・何だかとっても安心しきっているGacktです。 「そもそも僕はね、みんなでわいわい誕生日を祝うのって、苦手なの。・・・首振らない!!」 メンバーみんなで首を横に振ります(笑)確かにGacktってば「サプライザー」ですし、いつもなにかびっくりさせたりびっくりさせられたり、を好んでそうですものね。 「違うって!僕の理想の誕生日はね・・・そうだな、孤島で・・・・」笑いが起こります。 「違う、孤島に好んで行きたいわけじゃないんだよ?言っとくけど。こう・・どこか、ヨーロッパとかに行こうかな〜と思って、飛行機に乗って・・・飛んでいる時に、ひゅ〜〜〜んと音がしてね、機体から煙が出てるの、それで、飛行機が落ちるわけ。 で、気づいた時には、丸太が膝にこーん・・・こーん・・・・て。」 倒れているジェスチャーをするGackt。 気絶中に波打ち際に打ち上げられて、丸太が当たるなんてちょっとおかしいです・・・(笑)アニメの見すぎ? 「辺りには飛行機の残骸が・・・目を覚ましてみると、無人島なのね。そこで俺は『NO〜〜〜〜〜〜!!』(すごい大きな声で。ジェスチャー付)と叫ぶ。 そして毎日、救援を待ちながらサバイバルな生活を始めるの。木の幹に、正の・・・正しいの正の字を書いていってね、今日は何日かって・・・ そこでバースデーを向かえ・・・その島で採れたやしの実に、飛行機の残骸を刺して・・・ハッピーバースデートゥーミー〜〜〜♪(「ミー」の部分はとっても低い声で!)・・・・これが、俺の理想の誕生日なのね!! でも、気づくと、毎年毎年7月4日は、横浜アリーナをうちが抑えている・・・」 会場、大爆笑です!! そんな話をしていると、ステージ上におもむろに男性3人が登場します。見たことの無い顔ぶれに「?」です。みんな、上半身裸でボクサーパンツを履き、ボクシングのグローブをはめていました。 Gackt、一瞬動きが止まるのが見えます。本当に絶句していました(笑)おかしい!! 「・・・・ごめんね、突然ですごいびっくりしちゃって・・・」 素で、動揺しています(笑)本当にびっくりしたものと思われます。こんなGacktもとっても貴重ですね(^^) 「彼らはね、あの、うちのスタッフで・・・」 だんだん話してくれました。 「以前、肉体改造計画をたてて、一日500回?の腕立て伏せをしようって話をしたのね。それを一ヶ月(一週間かな??)それで俺はやったんだけど、この前彼らに会って・・・聞いたら、なんて言ったと思う? 『できませんでした』とかなら分かるんだよ、それならそうと言えば良いのに・・・ 『大丈夫です。今日、2万回やりますから!!』だって・・・。 俺は彼らのことを『負け犬』と呼んでいます。みんなも呼んでください。さん、はいっ!!」 まけいぬーーー!! 会場全体から負け犬といわれてしまった三人・・・・慌てて、三人とも床にはいつくばり、猛然と腕立て伏せを始めます。しかし見るからに筋肉の無い彼ら、何だか腕立て伏せのフォームもどうなんだろう、というかんじの風体でありました。(笑) そこでGackt、スタッフの背中の上に腰掛けてしまいます!! スタッフは勿論崩れ落ち・・・もう一人のうえにも座って、またもやつぶしてしまいました。最後の一人は、なんとチャチャさんが座って崩してしまっていました。 「いやだねえ・・・軟弱者は!!・・・もう、行っていいよ・・・ああこれも下げて。」 ケーキがまだ出たままなので、下げてもらいます。その前に、とGackt手を伸ばして、ケーキの上にあるいちごをつまんでいました。そしてぱくり。おいしそう!!(^−^) 「こういうの見ていると、僕が彼らをいじめているみたいに見えるかもしれないけど・・・違うから!!スタッフ全員、こうしてるから!!」 いやほんと、スタッフとGacktとメンバーは、仲が良いんだなあ〜〜と、改めて思えるそんな一面でありました。 すると会場内で、何と手拍子が起こるではありませんか。 何の手拍子かなあ?と私はぼんやり参加していたのですが、どうも「Gacktも腕立て伏せやって!」という手拍子だったみたいなのですね(笑) Gackt、こまったように笑いながら・・・ 「何?分かってる?今日、誕生日なんですけど!!(怒) ほんとにもう・・・」 そんな文句をぶつくさ言いながらも、腕立て伏せを猛然とやってくれるました!!!凄い!!凄い速さです。そしてわけがわかりません。誕生日のライブに、一人ステージで腕立て伏せをするGackt・・・・すごいことになってます。 「はあ、はあ・・・本当に、しんどいんですけど・・・はあはあ、 ちょっと待ってくれる?」 息を整えるGackt。しばらくの間ぜえぜえしていました。(笑)Gacktをこんなふうにしちゃうとは、なんてファンだ(笑)。 まあ、そんなこともありつつ(笑)メンバーは、そのあいだにドラムセットに入ったり、ベースを持ったりしていました。 えーと、どのタイミングか忘れてしまったのですが、Gacktがメンバー紹介をしてくれました。 「振り返れば奴がいる・・・思えばガクトジョブにはいった頃、奴はウルトラマンセブンだった・・・今年は還ってきたピグモンになっていた・・・。」 ピンクの髪を揺らしながら、おどけた動きをするRYU。大笑いが飛びます。多分ピグモンの動きだと思うのですけど・・・。 「RYUと呼んでやってくれ!」 「ガクトジョブ一のお調子者・・・ガクトジョブのルーキー・・・ 彼1人で、ガクトジョブの平均身長を4センチも上げてしまった・・・ 身長180センチのこの俺を、ちびと呼ぶ(ここで一生懸命彼は手と首を振っていました)・・・そう、僕は下から数えて2番目・・・。JU−Kenと呼んでくれ!」 ベースの前で、Ju−Kenが手を振ってくれました。確かに大きな人です・・・そしてとっても煽り上手でした(^^) 「ガクトジョブ一のおねぇ・・・男も女も、容赦しない・・・その懐に入れたマグナムは・・・・・」 大いに盛り上がる場内。Gackt、思わず笑ってしまいます。 「あのねえ、君たち・・・・見たのか!!??・・・・チャチャ丸と呼んでくれ!!」 おねえなんだ・・・・。そんな言葉に、大爆笑が起こりました。凄い経歴と実績の持ち主だというのに(笑)でもたしかに、とっても綺麗な人でした(^−^)髪の毛がまた綺麗なので、ぱっと見女性みたいで・・・綺麗だなーとうっとりしちゃいました(^−^) 「ガクトジョブいちの二枚目・・・お前と出会ってから、どのくらい経ったかな・・・13年くらい経っているね。」 ラストは、幼馴染のYOUの紹介でした。 「昨日のライブ終了後、僕すっごく疲れていたのね。 12時ちょっと前くらいに家について・・・疲れたなぁ・・・って部屋にいたら、YOUがバスローブを腰に巻いて(なぜバスローブ??笑いが起こります。バスタオルと間違えたのでは・・・)風呂から出てきたの。ちょうど12時を回ったところで。 ああ、さすがは幼なじみだなあ・・・12時回ってすぐにお誕生日おめでとう、って言ってくれるのはこいつくらいかな・・・・!(ここで歓声が上がったのですが、YOUは首を横に振って苦笑い。) ・・・と思ったのに・・・信じていたのに!!風呂から出てきた彼が 最初に言った言葉は・・・『あ〜〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・疲れた。』 おめでとうくらい言えよ!! ・・・YOUと呼んでくれ!!」 「こうやってまた、集まれるといいな。」 「こうやってここでやるっていうことは、意味があって、きっと何年経っても僕は・・・忘れないと思う。何十年経って、君たちが今日の瞬間をふと思い出す瞬間があるかもしれない。そういう時はきっと、この瞬間が君たちの背中をそっと押している時かもしれない。 僕は、ここの場を、君たちのすべてにしてほしいとは思わない・・・これまでも散々言ってきたことだけれども。過去も未来も、そう思わないだろう。 君たちには、君たちがやらないといけないことがあって・・・そんな中で、時に人生の中で挫折したり、ためらったり、つまづいたりしたときに、背中を押して欲しい・・・・一歩を踏み出したりする勇気が欲しい、とそう思ったとき。いつでも、ここにきてほしい。いつでも僕たちは、必ず君たちを迎え入れる場所を作って、待っているから。 その時は、その時は『おかえり。』って、迎えてあげるから・・・。今日も最後まで、気合入れて、かかってこいよ。ファイナルだからな! 今日はみんながずっと聞きたがっていた、でもずっとやらなかった大切な曲を、みんな用意して、たくさんみんなに届けられると思う。楽しみたいやつは楽しんで、踊りたいやつは踊って・・・のりたいやつはのって・・・歌いたいやつは歌って・・泣きたいやつは泣きたいだけ泣いて・・・イキたいやつはいくらでもイッてくれ!!」 「月の魔法が消えるなら・・・・さよならがまた訪れるから いま想いが伝わるなら・・・・手を繋いでキミと踊りたい」 みんなが大好きな「U+K」!! 突然歌いだしたので、本当に本当にびっくりしました。 「愛してるよ。」 小さく囁くように言ったGacktの声。なんて色っぽい! 暗い中、スポットライトが当たる中、ちいさくちいさく、ドラムのカン、カン、カンという音が鳴ったのがかすかに聞こえました。 そして、ばーん!!と明るくなって演奏が開始されます。 一斉ににゃんこの着ぐるみたちが飛び出しました!! そして、映像に登場していたオレンジ色の猫ちゃんが、白い花の花束を抱えて登場です。真っ先にGacktに近寄り、「はい。」って手渡してくれました。かわいい!!! Gackt、嬉しそうにそれを受け取り、暫くの間花束を持ちながら熱唱。 楽しくて楽しくてたまらない曲・・・・全員でジャンプ!!モンキーダンス!!とバラエティー豊かです(^^) 猫さんの動きもどんどん活発化していって。猫のまま側転したり、くるくると踊る姿は圧巻でした。 こんなに楽しい楽曲はありません!もー笑顔笑顔!!(^0^) 途中で、猫さん同士がキスしてみせたり、Gacktと猫さんとで抱き合ったり・・・・なんて楽しいんだろう。可愛らしくてたまりませんでした。 最高にハッピーな時間が過ぎて、この曲の最後では、おなじみとなった「波起こし」が始まります。 猫さんとメンバーが全員、下手の少し伸びた通路へと並びました。 「大きな、大きな波を起こそう・・・・津波がくるぞー!!下手!上手!後ろ!!波が行くからなー!!」 気合充分、Gacktがえーーーーいと走ってきて、ぴょんっとジャンプします!!猫さんとメンバーが、次々にジャンプ!!小さなウエーブが起こり・・・それがやがて下手へ。ぐるぐるーっと周って行って・・・広い広いアリーナいっぱいに、ウエーブが伝わって行きます。 ちなみに、最初にジャンプ!してくれたGacktさん、ジャンプし終えた時に正座してて、ちんまり座っていて可愛かったです。 暫くしたら立ち上がって、手を目の上にかざしてウエーブを見ていました。 ロイヤルボックスに到着した時、招待客は誰もウエーブに参加しない中、何とyasuさんだけが、ぴょこんっと飛び上がってくれました!!(^0^)私たちと一緒にウエーブに参加してくれたのです。何だかとってもとっても嬉しかった(^−^)歓声が起こりました。 hydeは勿論座ってみてくれています。(^^) そして上手から来た波に、メンバーも猫ちゃんもGacktも、倒れこみます。 さらに、今度は横一列に並んで・・・・ 「アリーナ!!行くぞーー!!」 ざざざざっと、前へ!アリーナ(正確には、センター席)の前から、後ろへ向けてウエーブが起こりました。 「前に戻ってきて!!」 といわれて、一旦一番後ろまで行ったウエーブ、今度は前へ前へと押し寄せてきました!!・・・・で、ステージ上のメンバーたちが、最後にすてーん!!と転がって、おしまい(^−^) 転がりっぷりがとても激しくて、楽しかったです。もー最高です。 ええと「Vanilla」を演奏した時は・・・Gacktのいつもの間奏ダンスにみんなが歓声を上げていておかしかったです。前にテレビで披露していたときは、翌日の友達との会話がそのダンスの奇抜さに集中してしまいましたが、本当になんというか・・・Gackt特有なのですよ!!腰を強く振る感じなのですが、両手を上に上げて・・・凄い勢いでステップ踏んで。いやあ・・・Gacktにしかできません。(^^) さすがな色っぽさで、踊りもさることながら歌いっぷりも見事でした。 そしてそして、クライマックスではなんと・・・天井からお札が降ってきました!! とはいっても、本物のお札ではなくて、「Gackt札」です。Gacktの顔がプリントされた、100万円札。ありえない! 昔のライブで、私は2階席くらいで見ていたのですが、やはり「Vanilla」の時にお札が降ったことがあったのですね・・・その時のGacktのインタビューがおもしろかったです。 「偽物とはいえ、お札に一生懸命群がって取ろうとする人間の欲望というか、浅ましさのようなものが、うまく表現できたと思う・・・Vanillaにぴったりの演出が出来た」というようなことを言っていて、印象的でした。そんなGacktの思惑に、やっぱりはまってしまう私たち。(苦笑) だって、欲しかったのですもの(笑) 私の席は前に通路があったので、その分他の人たちよりも楽して取ることが出来たと思います・・・本当に素晴らしい席で、感謝いっぱいです(><) 「君が追いかけた夢」では、振り付けがすごく難しくて失敗の連続でした(笑)同じテンポの音が続くのに、手を振り上げたり振り上げなかったり・・・なのですよ・・・・むずかしい!! しかし曲が始まったとたんに、全員で天に向かって手を差し伸べるの。鳥肌が立つくらいに感動します。 「ANOTHER WORLD」では、あちこちにメンバーとGacktが走っていって、煽ってくれて楽しかったです!!下手の通路端まで来てくれたときは、その場で名物「ギターぐるるん回し」を見せてくれて、あんなに近くで見れた・・・!ということに感激してしまいました。綺麗に一回転していました(^−^) 「・・・・ここにいる、すべてのファンのみんなに捧げます・・・最後の曲です。」 いつまでも 君だけは 変わらないで そばにいて 凛とした声が、横浜アリーナを包みました。綺麗な声が、声だけが響きます。一切の楽器が鳴らない中、Gacktの声の何と力強いことか!感動で胸がいっぱいでした。 それからは、ぱあっと明るくなり、全員が演奏し、のびのびとGacktが歌ってくれていました・・・・。 ぱん!!と音がして、銀テープが弾け飛びます。きらきらと輝きながら落ちてくる銀テープ・・・すっぽりと掌に収まってくれたときの幸せといったら!こんな風に、空から落ちてきた銀テープを手にしたのは、実は初めて(いつも、前に落ちたのを拾ったとか、そんな感じなので)なので、本当に嬉しかったです。これも一重に、前方が通路だったから、でしょうね・・・幸せ者です。 Gacktの銀テープ、文字が書かれていました。 「Gackt LIVE TOUR 2004 SIXTH DAY&SEVEN NIGHTS」銀の中に、白と黒の簡潔な文字で書かれていて、とてもGacktらしかったです。 これをもちながら、テンポ早く手を振るのですが、きらきら光っていて本当に綺麗でした!! 何だかもらえるものは全てもらうぞ、みたいな風情になってまいりましたが(苦笑)この後もうひとつ、スタッフからのギフトが待っていました・・・・。 「君のためにできること」が終わってしまうと、メンバーがまず退場し、最後Gacktが退場していきます。いつもの、安心できる退場の順番です。Gacktが、立ち去るほんのすこし前に・・・立ち止まり、ふっと会場を見返りました。その静かな瞳、優しいまなざしが強く印象に残っています・・・・ありがとう、そんな言葉を思わずかけてしまいたくなるような。 素敵な姿でした。 そしてステージ上に三度スクリーンが。閉まっているステージをよそに、客席では次々とブルーのライトがついていきます。客席の全員が、青い光を放つケミカルライトを持っていたのですね。 私はその時「このライトは、どこで配っていたのだ?」と変な疑問を持ってしまったのですが、はっとして、会場に入ったとき手渡された袋を開きました。チラシなどが入っている中に、それはありました・・・・スタッフの素敵なメッセージと共に。 「ツアー最終日ということでスタッフ内で“Gacktにナイショで何かやろう”ということになり、それならお客さん全員一緒に参加してもらってやれることをやろうということになりました(中略)あこのケミカルライトを真ん中でしっかり折って、振ってください。・・・後はアンコールで曲が始まってGacktが登場した時にどんな反応をするか・・・これから先は皆さんが演出家です!ご一緒にお楽しみください。(後略)」 ・・・なんて素敵なスタッフでしょう!! 感動してしまいました・・・・!! もっと早く袋を見なさい、という感じなのですが(^^;)ぎりぎりで気が付いてよかったです・・・・さっそく取り出して、真ん中で折ると、綺麗なブルーのライトがつきました。振り返ってみると、それはそれは圧巻です。横浜アリーナ全体が、ブルーのライトに包まれているのです・・・・感動!! ブルーというところがまた・・・幻想的で、綺麗なのです(><) そして始まる、「バースデーソング」 先ほどもケーキ登場の際に歌いましたけれども、再度Gacktのために歌う客席です。ゆっくりのテンポで、全員が声を合わせやすい感じの歌い方になっていました。(^−^)本当に心温まるひと時です。みんなで一緒に、Gacktをお祝いできたことを、心から嬉しく思います。スタッフの方とも一緒に、こんなに大勢のファンのみなさんと一緒に・・・・なんて嬉しいんだろう。 暫くすると・・・・スクリーンが開き、メンバー、Gacktがそこにいました。白い衣装を着ています。 そしてそのまま、静かに「再会〜Story〜」を歌い始めました。心に染み渡るような声で・・・・ ライトまで、青です。会場中の青いライトとあいまって、本当に綺麗です・・・・ゆっくりゆっくりと振られる青い光が、「再会〜Story〜」のテンポとマッチしていて、感動。 ゆっくりゆっくりと歌うGackt、やがて途中のセリフの部分にさしあたりました。 そのセリフの部分、Gacktはちょっと変えて語ったのです。何て言ったのか・・・少しおぼろげな記憶では、Gacktの意思と違うことを書いてしまいそうなので、敢えて書きませんが・・・優しいセリフでした。 会場全体が、喜びに震えるような。 結局Gacktは、ブルーライトについて何も言わないまま、いつもの通りの演出で、歌い終わると去っていってしまったのですが・・・この「再会〜Story〜」のセリフを変えて言ってくれたことで、何かが伝わったような気がしています。 粋なはからいだなあ・・・・としみじみしちゃいました。スタッフのみなさんも、Gacktも。本当に、素敵な人たちばかりです。 スクリーンが閉じられ、映像の続きが流れます。 老人(YOU)の葬儀が行われ、冒頭の少年が、Gacktとメンバーの写真をその墓へとおきます。 霊魂となったYOUのもとへ、霊魂のGacktが現れ、「行こう」といざないます。その先には、他のメンバーも待っていて・・・全員で、去っていくのでした。 Gackt、RYU、Ju−Ken、YOU、チャチャ丸の写真が、次々と流れます。みんなみんな、最高に輝いている瞬間。ライブ中だったり、練習中だったり・・・・そんな素敵な写真が、セピア色で流れていきました・・・・ 映画のように、スタッフのエンドロールが流れていきます。そんな中、帰ろうとするお客さんはわずかで、大多数が残っていました。何だか帰りがたくなってしまって・・・。スタッフロールが終わるまで、まっていました。 「以上をもちまして、全公演を終了させていただきます・・」というアナウンスが、二度ほど鳴りました。 なかなか帰れない人、「ありがとうー」と叫ぶ人、涙ぐむ人・・・たくさんの人の思いが、横浜アリーナ中を埋め尽くしているように感じました。 終了時刻は9時。5時40分ごろ開演したので、相当長い間ライブをしたということのようです・・・素晴らしいツアーファイナルでした。たくさんの「GIFT」を頂いた気持ちがします。幸せなライブでした。 終わり 戻る |