ライブレポート

B’z
LIVE−GYM 2002 "GREEN”
2002/08/31
横浜国際総合競技場




記録的な残暑とされる8月31日、横浜国際総合競技場にやってまいりました。
東神奈川駅あたりに到着すると、あちこちにB’zのバッグやらTシャツやらを持っていたり着ていたりするひとたちがいます。見回せばB’zのライブに向かっている人たちばかり。そのほとんどが、爽やかで元気で、この日を心待ちにしていたという歓びを全面にあらわしているような・・・・B’zファンの方たちって、こちらが見ているだけでも「楽しみ!」という気持ちが伝わってくるような、表現し難い良い感じの「気」というか、そういうものを持っている気がします。
なんだかこちらまで嬉しくなってしまうのです。
電車のなかで、ご年配の方が「今日も何かあるのかねえ・・・」と呟いていらしたのが印象的でした。電車のあまりの混雑っぷりに思わずそう思われたのでありましょう。「B’zのライブがあるんですよ」と言いたかった・・・。

さて、会場に着くと向かったのはグッズ売り場。今日は、このツアーでしか売られないというペットボトルを販売しているということで、行って見ました。全部で2種類あるはずだったのですが、1種類しか売っていなかったです。もう一つはすでに前日の第一日目で完売してしまったのでしょうか・・・それとも、会場4時なのに6時になってから来たせいで売り切れになってしまったのでしょうか。残念無念。すると友が「昨日来た時に買ったから、後で交換してあげる」とのお言葉。おお・・・!!女神様v嬉しい!!とりあえず今売っているものを2本購入しました。おうちへのお土産なんかにしちゃいましょう。迷彩柄でかっちょいいのです。完売してしまったほうは、B’zのお二人のイラストが描かれたものなのですが、これがとっても似ているのです!!ライブジムなので、二人がボクシングをしている図でした。

会場に入ると、スタンド西 w14 1階 14列 466番・・・割りと良い席でした!が、ステージはちょっと小さめにつくられているみたいで、何だかあまり近くには人が来れない感じです。
ちなみに会場に入ると前座がありまして、なにやら新人バンドくんが演奏をしていました。あんなに広い会場で、新人くんがライブをするというのは、どんな気持ちなのでしょうね・・・嬉しいんじゃないかな、と個人的には思いました。が、ドラムの音がうるさくて耳が痛かった・・・耳が弱いので、ドラムさんには相性があるのです。B’zについているドラムさんは、とても上手で、激しいドラミングだというのにちっとも耳が痛くなりませんでした。こういうところって、上手い下手があるのかなあ・・・不思議なものです。


6時半開演なのですが、20分ほど経ってしまいました。少しずつ会場の電気が消えていきます。すっかり空も暗くなってきて、良い雰囲気です。
ステージにあるスクリーンに、不可思議な映像が流れています。スクリーンが、」ステージ両端にあるのですが、それがどんどん近寄ってきて・・・重なって、二つの映像が一つになります・・・その前に、二人の人影が!!
無論、稲葉さんと松本さん!いつ出てきたのかさっぱりわかりませんでした!
ふっと暗くなってから、また明かりがついて一曲目「GO★FIGHT★WIN」が始まります!
総立ちの客席、すばらしい歓声と拳の突き上げであります。

稲葉さんの衣装は赤というかピンクというか、というシャツ(袖なしだったか袖ありだったか・・・タンクトップだったかTシャツだったか・・??)に、派手なイラスト(多分、稲葉さんをちょっと怪物風にアレンジしたようなオリジナルイラストだとおもいます)がついていました。そんな派手な稲葉さんに対して,松本さんはかなりシンプルな衣装だったと思います。
いつものことなのですけどね(笑)

2曲ほど歌ったところで、いつもの「ようこそ、B’zのライブジムへ!!」とくるのですが、稲葉さんちょっと喉が詰まったような仕草をしてしまい、何度もつっかえます。(笑)そのうちバンドメンバーのベースの方が出てきて、稲葉さんにそっと耳打ちを。すっごく長身の方で、とてもステージ栄えしていました(^^)
で、やっとこさ言うと、客席も大興奮。そのままの空気で怒涛に曲が進んでいきます。
新しいアルバム「GREEN」からの曲が多かったのですが、ここでとっても古い「小町」をやってくれました。
スクリーンのところに、水着の女の人(勿論ビキニ。そして顔は無く、首から下、太腿までしか映像がありません。)達が無数に映っている画像が!何だか不思議な感じです。でもこの曲にはぴったりですね(^0^)そんな懐かしい曲を何曲かやってくれました。
どの曲だったか忘れてしまったのですが、とても激しい曲で、スクリーンが客席ばかりを写すのですね、「何でかな?」と思っていると、客席の近くに立つ警備のおじさんが、稲葉さんの歌う歌詞にあわせて大きく口を動かし、歌っているのです!!本当、TMRの「魔弾」プロモに出てきた頑固親父みたいなおっさんが、かっこよく歌っているわけなのですよ。何だか妙におもしろくてたまりませんでした!

ライブの中では、バンドメンバーを紹介するコーナーがありまして、そのたびにメンバーがソロを演奏、それに客席が合わせて手を叩いたりしてとても良い雰囲気でした。特に良かったのはドラムの方で(今回イチオシです!)、ものすごいドラミングテクニックを見せた後は、客席とのコラボレーションもばっちり★三三七拍子にドラムを叩いて、横浜国際総合競技場の客全員に三三七拍子をさせるとか・・・すごかったです!何度もドラムと同じ叩き方で拍手をさせて・・・とっても楽しかったです。一緒になってドラムを叩けたかのような錯覚。感激しました。
勿論、ベースやキーボードも最高で。キーボードは何か奏でるだけでも感動的な音が出て、「ああ、この音好きだーー」って思ってしまう(笑)
ベースは、思わずギターなのか?と思ってしまうほどに多彩な音を出していて、素晴らしかったです。

そんなソロが沢山あるということは、勿論我らが松本さんにもソロがありますとも!!
松本さんが一人スポットライトを浴びて、「ソロアルバムを作りました・・・」と語りだしたりします。松本さんが喋るのを聞くのは、まことに珍しいkとおでありますので、とっても嬉しかったです。感動。やはりすこしなれていないらしくて、照れながら喋るのがまた可愛いのだ!!可愛い!松本さんについては、両手を上げて「可愛い!!」といえる人だと思います。
こんなに長いことB’zをやれるのも、ひとえにボクの才能・・・・・・・・・なわけないでしょう!!」と笑ったり。「・・・・」の間がとても開いたので、客席からは笑いの声が(笑)
そして、新しいアルバムの中から一曲、披露してくれました。
そのときのステージが本当に素敵で・・・!!真中に立つ松本さんを囲むようにして、光り輝くドラゴンがうねりを描いているのです!紫や青に光るドラゴンが非常に幻想的でした。それに合わせて響く松本さんのギターも、幻想的で優しくて・・・スクリーンにうつるのは、数々の自然の風景など・・・心が洗われるかのようでした。ふと空を見上げると、真っ黒の空に白い雲が明るく見えたのですが、風が強くて、早いスピードで動いていたのですね。雲が動くのすら、松本さんの曲に乗せて動かされているかのような錯覚に陥りました・・・!!その位、素晴らしく幻想的なステージでした。

演奏を終えると松本さん、「どうもありがとう・・・後ろの方にも聞こえましたか?(後ろの席から大きな歓声が!)そうか、じゃあ、これからボクがそっちに行きたいと思います。」
なんて言い出し、ステージから立ち去ります。その間の出来事は、スクリーンに映し出されることに。
なんと松本さん、プロレスラーみたいな派手なガウン(白)を羽織り、手にぺっぺっとつばを吐いて、髪の毛をかっちょよく仕上げ(笑)、こつこつと歩き出します。横浜国際総合競技場の中の、控え室を通って・・・スタッフ達がいる場所を過ぎ、その場にあるお弁当がアップで写されます。
さらに歩くと、
お掃除のおばちゃんと遭遇。おばちゃんはサイン色紙を持っています。松本さん、優しくその色紙にサイン。おばちゃん感激であります。なぜか通路に飲み屋があって、仕事帰りのおっちゃんたちが酔っ払いつつ「二件目だー」とでも叫んでいるかのように飲み屋になだれ込みます(笑)、手相占いや、あやしげな帽子を被った占い師が並んでいて、松本さん自分の手相をじっとみつめる・・・占い師のところには行かずに通り過ぎます。
さらに自動販売機がおいてあり、中にはJuiceがたくさん。「ELEVEN」とかいてある自動販売機・・・このネタは昨年とその前のツアーを完全にダシにしています(笑)ジュースツアーがありましたなあ。
松本さん、ジュースを一つご購入。しかしお金をいれてスイッチを押しても、ジュースが出てきません。松本さん、
ウインク一つ、自動販売機を蹴っ飛ばす!お見事、ジュースが転がり落ちてきました・・・
この一連のことがおこなわれている間、客席後方に急ごしらえで足場が組まれていきます!!軽快な音楽とともに。スタッフの皆さんの流れるような作業の中、5角形の小さな小さなステージが出来上がりました・・・
そこへ、かなり後方の入り口から松本さんが登場します!!場内大歓声。しかも、その松本さんを取り囲む警備の方の中に、ちゃっかり稲葉さんがいるではないですか。稲葉さん、スタッフと全く同じカッコウをして、黒い服とフードを着込み、スターさながらの松本さんの前にかしづいて足元を照らしたりなにやらしています・・・こんな小ネタがあるとは!ちょっと驚きであります。
そんな長いフリがあって、小さなステージに二人が並びました。
稲葉さんもフードを脱いで松本さんの隣に。椅子が用意されているので、そこへ座ります。
「こうして、二人だけでステージに・・・ってういのは、デビューしてからはじめてだ」という話をしてくれます。ちょっと意外。
「デビューしてから、こうやって二人だけで向き合う時期なんじゃないかな。」と松本さんが。
松本さん、近年まれに見る多弁さであります。そこで稲葉さん、かしこまって座り込み、しばらく見詰め合う二人。(笑)
「こんな風に見つめあいながら・・・ね、もう、デビューして最初のアルバムのジャケットを撮るときのような気持ちで・・・」
と稲葉さんが言うと、会場が笑いに包まれます。
「気になった人は、家に帰って1STアルバムを見てみてください。」とか言われてしまいました。
「振り付けとか、したい人はやってみてください」と言って始まったのは、
「KOIGOKORO」!!松本さんのアコースティックギターだけで演奏されるので、いつも聞くものとは全然違う雰囲気です。最高に盛り上がる元気いっぱいのナンバーなのですが、どうもしっとりとした優しい雰囲気。テンポもちょっとばかりゆっくりな気がします。でもみんな、力いっぱいいつもの振り付け!!だって最高なんですもの、この曲は。勿論「松本に相談しようか♪」では、稲葉さん間近にいる松本さんを指差してくれました。(^0^)
「この曲はね、『稲葉、振り付け間違ってるよ』とか言われるんですよね・・・」とか苦笑しつつ。(笑)
そして次が「裸足の女神」でした。これも懐かしのナンバーですが、それだけ大切な曲でもあります。
優しく演奏され、歌い上げられている間、本当に新鮮な、そして神聖な空気に包まれていました。
「裸足の女神」が終わると、おもむろに稲葉さんと松本さんが立ち上がり、歌い弾く中で小さなステージから降りていくのです。大きなステージにはすでにバンドメンバーが待っていて、演奏をちょっとずつはじめています。
稲葉さんと松本さんは、何とアリーナ席の客席がある通路をすたすたと歩き出すではないですか!
実を言うと「裸足の女神」が演奏されているあいだに、おもむろに警備員の数が倍増し、客席の通路側にある仕切り版をしっかりと支えていたのですね。腰を落として一生懸命ささえています。ライブ中のファンのボルテージはすごいことになっていますが、松本さんや稲葉さんにその人並みが押し寄せてしまったら、大変なことになります。そんなものですから、警備員の人たちも必死です。
私がいる通路がわには、稲葉さんが来てくれました!

きゃああ〜〜〜!!かっこいい!!
今までで一番近くで稲葉さんのお顔を拝見しましたとも。肉眼で顔がちゃんと見えました。しっかりと客席を見渡してくれていて、ちゃんと何か叫んでくれています。感激!
しばらくしてからステージにもどり、スペシャルなステージは終わってしまいました。
でも、それからのステージも最高!!
「ギリギリCHOP」ではみんなでタオルをぶんぶん回すし、「ウルトラソウル」では「HEY!!」の掛け声がまた最高です。私はちょっと歌詞が曖昧だったので、他の人とタイミング違うところでジャンプしてしまって恥ずかしかった・・・(赤面)
すごくぎりぎりになってからライブに行くことがきまったので、アルバムを聞いていなかったのです・・・それでそんな恥ずかしいことに。でも、B’zのすごいところは、そんな全然知らない歌でも、どんな曲だかわかるし、しっかりノることができることですよね!しっかりした演奏陣、そして追随を許さない、稲葉さんの最高ボーカルが成せる技だと思います。

そうそう、入場時に実を言うと「B’Zホイッスル」というものを配られておりまして、「Juice」のときに鳴らしました!
他のときは絶対に鳴らさないでください、っていう注意書きがありまして。皆さん、アンコールのときにちょこっと鳴らしていたけれども、
ほかでは全然ならなくてちょっとさすがというかんじでありました!!
Juiceの演奏のときに、ホイッスルの絵が出てきました。
稲葉さん、首に紐をかけてその先にホイッスルを付けていたのです。それを取り出して、「ピーッ」と・・・会場すごいことになっていましたとも!もともとホイッスルは大きな音が出るものだというのに、何万人もいる大観衆が全員で吹くのです。大変なことに・・・!!
耳を塞ぎつつ慣らしました(苦笑)でも、そんなに塞がなくても大丈夫だったかもしれないなあ。
この曲だけでホイッスルの役割は終了でしたが、なんだか充分!楽しかったです。今もおうちに飾ってあります。


アンコールでは、やはり大きな会場ならではのウエーブが起こりました。
拍手とウエーブ。ウエーブって、アリーナ席でやろうとするとあまりうまくできないのですよね・・・スタンド席のほうが、流れる方向とかが分かりやすいので、ウエーブになりやすいの。でも、アリーナ席でも波が起きていましたよ(笑)
しばらくすると現れるメンバー達。稲葉さん、またもや着替えていたような気がします。
でもって、歌いきるとそのTシャツを脱ぎ、客席へ投げていました!!うわー、うわーー凄いっ!!
その肉体美(笑)もさることながらっ!!気前っぷりもさることながらっ!!全身から溢れるオーラが凄かったです。
なんだろう、何となく脱いだとかそういうのではなくて、すっごいいいライブだったから、たまらずっていうかんじで・・・すごく素敵でした。臍周りの刺青とかもばっちり見えました★
そしてびっくりすることに、松本さんも脱いでしまったのです。松本さんが脱いだのってはじめて見た!!
すごいーー!松本さんはそんなに肉体ムキムキなイメージの無い人ですが、すごくしっかりしていて、同年代のそこらの人と比べたら全然若い体つきでびっくり!!
二人ともすっごくかっこよかったです。年齢を超越したかっこよさ、というかんじでした。
たくさん水を撒いたりしていましたーー!!

今回は稲葉さんの滑舌が少し弱かったかな?という気がしましたが、そのぶん演奏や態度などでとってもとっても魅せてくれました・・・うっとりです。
猛烈に暑かった会場ですが、時折吹く風がとっても爽やかで、さすがは横浜!ファンの波に押されながら会場を後にしましたが、なかなか興奮さめやらず・・・燃焼できたライブでした。



終わり


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